【配属機関概要】

3）任地（ ハノイ ） JICA事務所の所在地（ ハノイ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.3 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

越独大学病院は1902年に設立された、ハノイ市中心部に3haの敷地を有する政府の「特別表彰」を受賞した伝統・実績を誇る病院である。国内最大の手術センターがあり、2500人の職員・1500床の病室・50の手術室を有す。また、越独大学病院は研修・教学・研究も行い、5教授・33副教授・40PhDを擁する。国際協力関係もフランス・アメリカ・日本・イギリス・オーストラリア・韓国・台湾等と結んでいる。配属先となるリハビリ部はケガ後のリハビリと手術前後のリハビリを主要業務としている。部が有する病床数は6床であるが現在拡張が計画されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

リハビリ部長が他のJICA 支援病院の勤務経験者であり、JICAの様々なスキームを通じての支援を高く評価している。ベトナムのリハビリ技師はその数・質ともに低いのが現状であり、また、越独大学病院においてはリハビリは主要な業務として認められて来なかった背景もあり、業務環境も含め今後の改善は不可欠。現在リハビリ部の療法室・スタッフルームを拡充中であり3月までには新たなスペースを確保予定。患者への対応、リハビリ人材の能力向上や作業療法科の設立への助言を期待されての要請となる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

・リハビリテーション部における作業療法科設立のための助言・支援
・作業療法室改善のためのコンサルティング
・患者への作業療法の実施
・同僚に対する作業療法の知識・技術の共有

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

OTルーム:OTデスク、レジスタンスバンド、マルチシェイプボード等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
リハビリ部:医師3名、リハビリ技師20名、看護師5名

活動対象者:
ケガ後のリハビリ、手術前後のリハビリ
リハビリ科入院患者6名、他科入院患者200人程度
外来患者50人/日程度

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】