2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02724A22)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

タインホア中央療養リハビリテーション病院

3)任地( タインホア省サムソン町 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1999年設立。全国から医療従事者が研修に訪れる保健省直轄の中央病院。内科・外科・総合診療科・臨床検査科・リハビリ科等10科を持ち、病床数310床、医師33名、看護師約70名、技師26名を含む総職員約170名が在籍。1日平均入院患者280名、外来患者185名を受け入れている。海辺に近い環境にあるため、夏場には高齢者療養施設としても機能し、年間約2,000名の高齢者が療養入所している。他国の支援は2009~2012年まで、ベルギーの団体が医師や看護師の派遣の他ベッドや車椅子を供与。予算は公費と患者の診療費から成り立っている。現在、2代目OT隊員と初代PT隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本病院のリハビリ科ST室では2名のSTが1日平均26名の入院患者の治療に対応している(外来患者はいない)。しかしながらベトナムではリハビリ従事者の養成機関が限定的であり、2名のセラピストも3~6カ月のST短期臨床研修を経て言語聴覚に従事している状況であり、知識・経験が充分でなく効果的な治療を行えていない。対象患者の主な疾患は脳外傷と脳卒中。嚥下障害・失語症の治療として電気治療や発音矯正を行っているものの、標準的な治療法は確立できていない。隊員には正しい評価と訓練計画を含む適切な言語聴覚療法の実施および技師への技術指導が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚と共に言語聴覚療法を実施する。
2.日々の言語聴覚臨床を通して、同僚の知識・技術の向上を図る。
3.同僚のニーズに即した勉強会等を企画・実施し、能力向上に貢献する。
4.可能な範囲で同職種ボランティアとの勉強会やイベント開催等に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ST室、喉頭電気刺激治療機器2台、PECS、AAC用絵カード、デスクトップPC、その他

4)配属先同僚及び活動対象者

リハビリ科:医師4名、看護師11名、リハビリ技師16名、他3名
ST室:リハビリ医(女性/20代/研修医/経験4年/PT)、女性/30代/学士/ST経験3年/PT経験10年、男性/40代/学士/ST経験10年/PT経験15年/ST研修3カ月
活動対象者:脳卒中、外傷性脳損傷が原因で嚥下・言語・発音障害等を有する成人患者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:専門知識が求められるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現場での経験実績が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

院内の住居(居室)が提供される予定。