2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02724A27)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ハノイ医科大学病院

3)任地( ハノイ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2008年にベトナム初の大学病院として開院。前身は1902年設立のインドシナ医科大学。内科・外科・リハビリ科・伝統的治療科・ICU等を含む22の診療科と、内視鏡センターや遺伝学研究センターといった6つの医療センターを有する国立の総合病院である。一日の入院患者200~300名(うち他病院からの転院患者100~200名)、外来患者3,300~4,500名。医療サービスの提供の他、医療従事者の研修、保健省から任命された疾病管理、最新の医療研究を行っており、ベトナムの医療の中核をなす医療施設の一つ。隊員の配属先となる栄養管理部では一日に外来患者5~10名、入院患者60~80名に栄養指導・介入を実施。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベトナムでは近年、急激な経済成長を遂げる一方で高齢化のスピードは速く、また疾病構造は生活習慣病を中心としたものへと変化している。隊員の配属先となる同病院の栄養管理部では医師と栄養士が患者の症状を評価したうえで、食事・栄養計画作成、献立作成、患者の食事・栄養相談、食品の衛生・安全管理等を行っている。しかしながら、ベトナムの教育機関において管理栄養士養成課程(4年制)の新設は2013年とその歴史は浅く、医療者でさえ医療の一環としての栄養管理に対する期待・意識は高くない。同部では日々臨床経験を重ねているものの、未だ適切な助言と支援が必要な状況にある。隊員にはニーズに即した栄養ケアの実践と高度な衛生概念の普及・啓発のための協力が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.栄養指導医、栄養士と共に病棟を回診のうえ入院患者の栄養状態を評価、食事・栄養介入し、モニタリングを行う。
2.同僚を対象として、食品の衛生管理についての知見を共有し改善のための助言を行う。
3.特定の食事・栄養介入が必要な特別な患者のケースについて同僚と協議し助言指導を行う。
4.日本の医療機関で実践されている栄養指導・食品衛生管理について紹介する。
5.臨床栄養管理に関する他医療機関等の専門家と共に会議やワークショップに参加する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップPC、体重計、栄養検査キット等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:(栄養管理部)
部長(男性・50代・医学博士・栄養、公衆衛生分野で25年の経験)、副部長(女性・40代・博士)、同僚11名(男女・20~30代・修士/学士・経験3~10年)。修士取得のため日本留学中の栄養士2名がCPとなる予定。

活動対象者:ICUの重症患者、外科・内科等の入院患者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(管理栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚が全員学士以上

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践に基づく指導が求められる

[参考情報]:

 ・医療機関での栄養指導経験が必要。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

Hanoi Medical University Hospital