要請番号(JL02724B05)
募集終了
6代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ホーチミン国家大学
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン国家大学人文社会科学大学
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1957年に設立された本大学は南部ベトナムの教育・研究の中心となる機関であり、教育学・東洋学・日本学等を含め28学部から成る。学生数約16,000名、教員数約900名、市内に2キャンパスを有する。南部における日本語教育の拠点と言われる本大学では、1994年に東洋学部日本研究学科にて日本語教育を開始、2015年に日本学学部に昇格、2023年には修士課程が設置された。学部では語学だけでなく日本に関する幅広い研究が行われており、学生は4年間で4領域(基礎日本語・応用日本語・日本の政治経済・日本の歴史文化)を学習する。優秀な日本語人材を多数輩出しており卒業生の大半は日系企業に就職・活躍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本学学部では日本語能力の向上の他、日本の歴史・文化・習慣・思想等の理解をより深めるため、学生が日本人教師の指導を受けられるよう注力している。しかしながら学部の日本人教師は学生数に対し圧倒的に不足しており、また当地で学生が日本人と接する機会は限定的である。このため、過去の協力で評価の高かった海外協力隊員が再び要請された。日本語ネイティブ教師との直接的なやり取りを通じた学習意欲の向上への期待も高い。
同学部には一般/特別コースが設置されており、学生は入学時にコースを選択する。各コースの卒業要件は前者はN2、後者がN1。隊員は両コースの学生の指導にあたる。直近では2018年7月まで日本語教育隊員が活動した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.日本学学部の学生を対象とし、主に会話と作文の授業を行う。
※目安の担当コマ数は週15~24コマ(1コマ=50分)。担当授業数は赴任後に配属先と協議し決定する。
2.日本学学部の学生を対象とし、論文・ディベート・スピーチコンテスト出場のための指導を行う。
3.日本学学部の教員を対象とし、教材作成・カリキュラム改善・教授法に関する勉強会の実施等の支援を行う。
4.日本語クラブの活動を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般コースでは『みんなの日本語』、特別教育コースでは『できる日本語』。その他、『文化中級日本語』、『中級へ行こう』等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:24名(男女/20~60代/経験1~30年/准教授1名、博士5名、修士1名)、うち日本人講師3名(男女/40~60代/常勤1名、非常勤2名)
活動対象者:1~4年の学生約800名。うち一般コース100~120名・特別コース40~80名/各学年
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学で指導するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:大学で指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・8月中旬開始の2学期制(8月~12月、1月~6月)。
・2キャンパス間を結ぶ大学専用送迎バスあり、所用40分程度。
・大学の日本語クラブウェブサイト(Facebook)東日クラブ