2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02724B13)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
D261 食品加工
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業農村開発省

2)配属機関名(日本語)

バクザン農林大学

3)任地( バクザン省ベトイェン郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バクザン省は首都ハノイ市の北東45キロの位置にある地方都市である。バクザン省の省都郊外約10キロにある配属先のバクザン農林大学は、1959年に職業訓練校として設立され、ベトナム東北部および北部の山岳地帯における農業分野の優秀な人材育成と農林水産業の発展に向けた研究を目的とした教育機関で、2011年1月に農業農村開発省直轄の大学となった。本学は隊員の配属先となる電気工学・食品技術学部の他、経済・財政学部、資源環境学部、家畜・獣医学部、農学部、林学部、政治理論学部の全7学部があり、さらに付属の高等学校も開校している。総学生数約3,500人、教員数約230人規模の総合大学である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先である電気工学・食品技術学部においては、食品保存・加工技術、バイオテクノロジー等の研究を行うとともに、学生に対し講義や実習を実施する中で、適切な手法による実験や調査と研究、加工技術・品質向上の取り組みを行っている。農林水産業は国の基幹産業であり、農業従事者の収入向上を図る為、農産品収穫後の品質保持、貯蔵技術の向上や食品加工技術の開発に力を入れている。その中でも食品加工分野における、微生物を活用した発酵食品の加工技術において更なる講師の能力向上が必要とされており、今般の隊員要請に至った。実習においては講師に助言するとともに学生を指導することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚とともに以下の活動に取り組む
1.発酵食品の加工技術について理論と実習を合わせた授業を実施する (これまでの実習例は果実やうこん、乳製品などを活用)
2.講師や学生に対し、実験機器を活用した食品加工のワークショップの実施
3.講師を対象に、効果的な実習・実験の方法を助言するとともに、実験手技の向上を図る
4.可能な範囲で講師や学生の研究テーマにかかる調査・実施に関する支援を行う
5.可能な範囲で大学のイベントに協力する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡、遠心分離機、塩分計・糖度計(アタゴ)、 蒸気発生装置(GARIONI NAVAL MAXI)、ジューサー、ミキサー、冷凍庫、冷蔵庫、等

4)配属先同僚及び活動対象者

学部長(男性/40代/博士/経験年数20年)
講師(9名:修士7名/経験年数6年~15年)

食品技術学科学生約140名

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚と同等レベルが必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な支援のため

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業等の経験

[参考情報]:

 ・食品会社の商品開発等の経験が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は学校敷地内宿舎、もしくはホームスティを予定