要請番号(JL02724B15)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ドンタップ省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ドンタップ省地域短期大学技能工学部
3)任地( ドンタップ省カオライン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、南部ドンタップ省における地域社会の発展に貢献する人材育成を目的に、2000年に設立された短期大学で、技能工学部を含む機械建築、電気電子、経済・人文社会、農水産の5学部があり、全生徒数は約3000名、教職員は約200名が在籍する。学生はドンタップ省および周辺のメコンデルタ地域出身者で、卒業生の9割は本学で学んだ専門知識・技能を活かす仕事に就いている。同短期大学には短大コース(3年)以外にも、週末や夜間コース、2022年には2年専攻コースが開講している。また、2023年から日本のNGO「Seed to Table」による実習室の機材供与や本邦研修実施等の支援を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ドンタップ省は農業や水産養殖が主要産業であり、地域社会・経済のニーズに沿った人材育成を目的に本短期大学は設立された。隊員の配属される技能工学部・食品加工の部門においては、食品の保存・加工技術についての講義および実験・実習を実施しており、特に実習では検査手法や農産品の特徴を活かし、品質をより高める加工技術指導、新加工品の商品開発等を行っている。これらの指導や新商品開発において、新しい手法や技術の紹介及び助言ができる要員が必要である事から、隊員の要請に至った。隊員は、現地の特産品の加工技術や保存方法、新商品開発について、学生に講義や実習を行ったり、講師に助言することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の活動に取り組む。
1.講師と学生(2年専攻コースの学生が中心)に向けた食品加工技術に関する講義や実習の実施 (農産物/食品の加工・保存、新製品の開発、衛生管理等)
2.現地の特産物であるマンゴーなどの果実や米粉を使った加工品の開発とその手法に関する指導
3.講師を対象に効果的な実習・実験の方法を助言する
4.必要に応じて学校のイベントのサポートを行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
食品加工実習室、顕微鏡、遠心分離機、塩分計、ジューサー、ミキサー、冷凍庫、冷蔵庫、オーブン、食品乾燥機、等
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:学部長 (男性/40代/博士(食品科学)/経験11年)
他同僚9名(女性6名/30代~40代/ 男性3名/30代/学士、修士)
活動対象者:上記同僚の他、2年専攻コース学生約50名、短大3年コース学生約140名)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先要請による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先要請による
[汎用経験]:
・農林水産業および関連する加工業等の経験
[参考情報]:
・果実を使用した食品加工経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は学校敷地内宿舎、もしくはホームスティとなる予定。