2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02724B16)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G209 考古学
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ハノイ国家大学

2)配属機関名(日本語)

ハノイ国家大学人文社会科学大学

3)任地( ハノイ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本学は、史学部、東洋学部等16学部を有し、配属先の史学部は1956年の大学創設時に設立された。同学部は文化学科と歴史学科からなり、さらに考古学やベトナム古代史、近代史等8つの各専攻分野の研究及び学位の取得が可能。学生数約500名、教職員37名が在籍し、考古学専攻コースでは学生への講義だけでなく、ベトナムの文化遺産の保護活動および研究を行い、日本や各国の大学との学術交流も盛んである。卒業生は国内の博物館や研究機関、大学等へ就職している。また、構内には日本人ベトナム考古学研究者である故西村昌也氏の贈呈書籍“西村ライブラリー”があり、ベトナム文化、歴史、考古学分野の書物約1万冊を所蔵している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本学の史学部考古学専攻は国の考古学研究、調査、文化財保存活動および人材育成において重要な研究機関である。一方、各地の遺跡や文化財の保護においては、発掘や保存、修復等の技術や経験が不足しており、多くの文化財が失われる危機にあるため、同分野の研究者の人材育成は喫緊の課題である。本学部は長年日本との学術交流が盛んであり、今般、日本における考古学技術、研究手法について学生に教授し、調査、研究において助言、指導ができる隊員の要請があった。また、“西村ライブラリー”(ベトナムで20年余り若手ベトナム人研究者の養成に尽力し、国の考古学発展に貢献した故西村昌也氏の蔵書約1万冊)内の、日本語書物の広い活用に向けた図書目録作成を行うことも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.考古学専攻の学生に対し考古学における発掘調査技術や遺構や遺物を学術資料化する技能等について指導する。
2.史学部の学生に対対し、日本の考古学をテーマに授業を行う。
3.“西村ライブラリー”所蔵図書の目録作成および管理への助言を行う。
4.学科が実施する発掘調査実習や文化遺産保護のイベント等に参加し、学生達に対しフィールド現場での指導を行う。
5.出来る範囲で、学部のイベント実施における支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般事務機器、発掘調査の各種道具

4)配属先同僚及び活動対象者

学部長(男性/40代/助教授・博士号/経験20年)
歴史学部教師:36名(博士号23名)
考古学専攻教師3名(男性/30~40代/博士号2名、修士1名/経験12~21年)

活動対象者:学生約160名

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士) 備考:大学で講義する為に必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:大学の研究室の経験可

[参考情報]:

 ・発掘調査、有形文化遺産保護の経験は必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・本学の学年暦は8月中旬に学期が開始する2学期制である。前期8月中旬~12月、後期1月~6月中旬。