2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02724B19)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ソンラ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ソンラ省リハビリテーション病院

3)任地( ソンラ省ソンラ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1966年に設立、1997年にリハビリテーション専門病院となった。病床数は200床、医師28名、製剤技師6名、看護師48名、技師20名、薬剤技師1名を含む総職員数は約130名。言語療法科は2015年に設立。小児部門4名、成人部門1名の計5名のスタッフで構成される。患者の多くは脳卒中・脳炎・脳損傷による言語障害や嚥下障害の他、自閉症や脳性麻痺・知的障害の児童も含まれる。年間の言語療法リハビリテーション数は16,300回(2020年実績)。将来的には、ベトナム北西部の言語療法センター化の構想がある。現在、同病院にて作業療法士隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

言語療法科は設立から間もなく、職員は理学療法士資格保有者2名、看護師3名の計5名 のみ。また、ベトナムにおいては特に小児への言語聴覚療法に対するニーズが高まる中、国内において技師の養成機関が限られており、上記職員は3~6か月の研修を経たのみで言語療法に従事している。このため経験や知識は十分でない。一方、当院はベトナム北西部における数少ないリハビリテーション専門病院としての責を担っており、将来的には言語療法センターへ格上げされる構想がある。以上から、言語療法サービスの更なる改善を目指し隊員の要請に至った。隊員の配属先となる小児部門にて対象となる患者の症例は自閉症、脳性麻痺、発達障害、言語障害、知的障害等が主。1日60~70名の小児患者に対応。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚と共に小児患者に対する臨床を行い、同僚の知識・技術の向上を図る。
2. 小児部門の同僚を対象として定期的に勉強会を実施する。また、3カ月に1度ほどの頻度で病院全体を対象として勉強会を実施する。
3. 可能な範囲で、リハビリテーション分野の隊員と勉強会やイベント開催を企画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

言語療法室、絵カードといった必要最低限の教材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:言語療法スタッフ5名
理学療法士(男性1名/30代、女性1名/20代、共に研修3か月)
看護師(女性3名/20~30代、研修3~6か月、1名は研修なし)
活動対象者:自閉症、脳性麻痺、発達障害、言語障害、知的障害等の小児患者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:応用力が必要なため

[参考情報]:

 ・小児患者を対象とした臨床経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

前任隊員は一戸建てに居住。場合によりホームステイの可能性もあり。同病院に作業療法士隊員も配属中。