要請番号(JL02724B21)
募集終了
3代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
タインホア中央療養リハビリテーション病院
3)任地( タインホア省サムソン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同病院は1999年に設立された保健省直轄の中央病院であり、内科・外科・臨床検査科・リハビリ科等10科を有し、病床数310床、医師33名、看護師約70名、技師26名を含む総職員約190名が在籍。病床数は約400。1日平均入院患者280名、外来患者185名を受け入れている。海辺に近い環境にあるため、夏場には高齢者療養施設としても機能し、年間約2,000名の高齢者が療養入所している。2012年にベルギーの団体より医師等の派遣や資機材支援があった他、2019年には韓国による能力強化研修の支援があった。予算は公費と患者の診療費から成り立っている。現在理学療法士隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属されるリハビリ科では、3名の理学療法士が作業療法を担当しているが、作業療法に関しては首都の大病院にて3ヶ月間作業療法研修を受けたのみである。かつては主に徒手療法や機能訓練を実施していたが、これまでに派遣された隊員の指導により、上肢/手指機能訓練・日常生活活動・自主練習の指導が行われる等、作業療法に係る知識と技術の向上が認められている。隊員には引き続きこれらの指導のほか、難治患者や早期退院患者に対しての継続訓練指導、作業療法研修会の企画・実践が求められている。また、正しい評価の定着導入・評価に基づいた訓練の定着も課題であり、歴代の隊員が改善に取り組んでいる。2024年10月よりADL訓練室が稼働予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の一員として以下の活動を実施し、作業療法に重点を置きながらリハビリテーション全般の質の向上に協力する。
1.主に脳血管障害や脊髄損傷患者に対し、同僚と共に作業療法を実施する。
2.日々の臨床を通して、上肢/手指機能にかかる訓練手技種類を増やす等、同僚の知識と技術の向上を図る。
3.医療事情・技術レベルを把握した後、退院患者に対する日常生活指導、自主練習、介助方法の指導を行う。
4.語学力が向上した活動後半においては、ニーズに即した勉強会を実施することも期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業療法用机、サンディングボード、肋木、ペグボード、積み木、セルフケアグッズ、肩腕挙上梯子、上肢交互運動器等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:リハビリ科:総職員41名(医師6名、看護師16名、理学療法士13名、他6名)
●科長(男性/40代/修士/医師/PT経験21年以上)
●理学療法士2名(女性/30・40代/短大・専門学校卒/理学療法経験5年・10年/作業療法経験7年)
活動対象者:脳血管障害や脊髄損傷患者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現場での経験実績が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
院内の住居が提供される予定。