2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02724B23)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カントー中央総合病院

3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本病院は、メコンデルタ地方最大都市の保健省直轄総合病院である。1975年に建設、2007年に改築された。内科・外科のほか、救急科・耳鼻咽喉科・口腔歯科・眼科等の47診療科を有し、医師約380名、看護師約620名、技師約75名、病床1423床、年間外来患者総数は約49万名、入院患者6万8千名。配属されるリハビリ科は、医師2名、理学療法士17名、1日あたり外来患者40名、入院患者約110名の治療を行う。2025年にはリハビリ科がリハビリテーション・整形外科センターとして本院から2kmほどの場所に移転予定。年間予算は約30billionVND。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベトナムにおけるリハビリテーション分野では、特に言語聴覚士や作業療法士への関心・ニーズが高い。しかしながらそれらのセラピストは国中で圧倒的に不足しており、早急な育成機関の設置が求められているのが現状。当病院におけるリハビリ科においても、現在STとして言語聴覚療法に携わる医師1名及び理学療法士2名(計3名)はいずれもリハビリ経験はあるものの言語聴覚士として学んだ経験は3カ月の短期研修のみである。こうした状況から言語聴覚士隊員が要請された。隊員には、同僚と共に成人患者への言語聴覚療法を行いながら同僚の能力向上に寄与することが求められる。作業療法士隊員も募集しており、同時期に両職種の隊員派遣が叶えば、包括的なリハビリ能力強化支援が期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフの一員として以下の活動を実施し、リハビリテーションの質の向上を目指す。
1.日々の患者への言語聴覚療法を通して、同僚の知識・技術の向上を図る。
2.リハビリテーション科で勤務する理学療法士・作業療法士が有する言語聴覚療法に関する知識をアップデートする。
3.リハビリテーション科が言語聴覚療法の基礎能力を構築するための支援をする。
4.同僚のニーズに即した勉強会等を企画・実施し、能力向上に貢献する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

言語聴覚療法専用椅子・机、言語聴覚療法機材(タオル、チェス駒、カップ、お箸等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
リハビリ部副部長(40代/大卒/薬学修士)
技師長(50代/大卒/PT)
理学療法士(大卒)C/P3名(30~40代)
理学療法士(専門学校)14名(20-50代)
治療対象者:外傷性脳損傷、脳血管障害等の成人患者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:C/P3名全員が大卒

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要

[参考情報]:

 ・成人患者を対象とした臨床経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同病院に派遣が計画されている作業療法士隊員との効果的な連携が期待される。