要請番号(JL02725A28)

・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
越独大学病院
3)任地( ハノイ ) JICA事務所の所在地( ハノイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
越独大学病院は1902年に設立された、ハノイ市中心部に3haの敷地を有する政府の「特別表彰」を受賞した伝統・実績を誇る病院である。国内最大の手術センターがあり、2500人の職員・1500床の病室・50の手術室を有する。また、越独大学病院は研修・教学・研究も行い、5教授・33副教授・40PhDを擁する。国際協力関係もフランス・アメリカ・日本・イギリス・オーストラリア・韓国・台湾等と結んでいる。配属先となるリハビリ部はケガ後のリハビリと手術前後のリハビリを主要業務としている。部が有する病床数は17床であるが、今後拡張予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベトナムのリハビリ技師はその数・質ともに低いのが現状であり、また、越独大学病院においてはリハビリが主要な業務として認められて来なかった背景もあり、スタッフの能力向上と業務環境の改善が不可欠である。技師は全員PTであり、簡易的な作業療法に対応してはいるものの、作業療法の臨床研修を受けていない。また、現在リハビリ部では作業療法室のセットアップの途上にある。
こうした現状から隊員は、リハビリ人材の能力向上や患者への対応、作業療法室の環境整備のほか、作業療法科の立ち上げのための助言を期待されての要請となる。なお、リハビリ部長はJICAが支援していた他病院の勤務経験者であり、様々なスキームを通じたJICAの支援を高く評価している。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. リハビリテーション部における作業療法科設立のための助言・支援
2. 作業療法室のセットアップ・改善のためのコンサルティング
2. 患者への作業療法の実施
3. 同僚に対する作業療法の知識・技術の共有
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
OTルーム:OTデスク、レジスタンスバンド、マルチシェイプボード等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
リハビリ部:医師8名、リハビリ技師20名、看護師8名
活動対象者:
ケガ後のリハビリ、手術前後のリハビリ
リハビリ部入院患者6名、他科入院患者200人程度
外来患者50人/日程度
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:指導が求められるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:できれば7年程度の経験希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(7~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)