要請番号(JL02725A34)

2代目
・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
バクザン省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
バクザン省立チュエンバクザン高校
3)任地( バクザン省 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
隊員の配属先となるチュエンバクザン高校は、省都バクザン市に1991年に設立された、省内の優秀な生徒を選抜した高校である。15~17歳の高校生約1200名、教員約120名を有し、省内の高校のモデル的授業・教育アプローチを展開している。同校では基本的に教育訓練省指定のカリキュラムに沿って教育が行われているが、指定カリキュラムの他に外国語、ライフスキル、ワークスキルといったソフトスキルに関する授業も実施されている。外国語の中には日本語が含まれ、日本語を学習している学生は現在106名(3クラス)で、C/Pとなる若手日本語教師3名が勤務している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バクザン省では、若者たちのレジリエンス能力を高め、国際社会や地域で起こり得る多様な変化に対応できる人材の育成を目指している。チュエンバクザン高校では、その具体化のために、ソフトスキルを重視した教育を推進している。外国語・コミュニケーション・チームビルディング・プレゼンテーション等を通し、知識偏重から脱した学びを提供することを目標としており、それを以って教育の質の向上に役立てたいと考えている。そこで、同校の日本語専攻の学生を対象とし、「日本語」を柱としたコミュニケーション能力向上を図る授業を立案・実践できる協力隊員の後任要請がなされた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
3名の若手教員と協働し、高校生に対し以下の活動を行う
1. 高校生に対し、1年生:『みんなの日本語』、2年生:日本語(N3対策)、3年生:高校卒業試験対策等の授業を実施する。同僚教師と協力し分担・チーム制を提案。必要に応じて、現行カリキュラムの改善提案も行う。
2. 日本語の授業を通じたプレゼンテーションスキル・コミュニケーションスキル等の向上策の提案・実施を同僚と共に行う。
3. 学校行事や課外活動の提案、企画・運営、これらに係る支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
1年生用教科書『みんなの日本語』、2年生用教科書「中級用テキスト」、3年生用教科書「教育訓練省提供教科書」(もしくは、テキストなしでの作文・発表練習)、プリンターやコピー機等の一般事務機器(許可制)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(50代/経験30年/修士)、同僚日本語教師3名(20代/経験3~7年/学士)
活動対象者:15~17歳の日本語専攻高校生105名(1クラス35名×3クラス)及び課外活動対象者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は市内アパートを予定