要請番号(JL04518A09)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・科学・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
フムーン統合学校
3)任地( トゥブ県ゾーンモド ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は1997年に設立され、小・中・高校一貫教育を実施している午前と午後の二部制の学校である。校舎は小・中・高別棟となっており、小学校全生徒数は約1,300名、教員数35名(実務経験4-37年)、 スタッフ10名が在籍している。年間予算は約2億円。これまでJICAボランティアでは青年海外協力隊(JV)2名、その他機関では米国ピースコー2名、韓国ボランティア1名の受入実績あり。同県は鳥取県と友好都市協定を締結し、各分野で交流が行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校は特に日本の初等教育での教育指導内容に関心を持っている。子供中心の指導に移行しつつあるモンゴルの教育制度において、子供それぞれの個性を伸ばし、個人の特技を育てるという日本の指導法を取り入れ、同校の教師、父兄にも広めていきたいと考えている。また同校において理科の教材や設備はある程度整っているが十分に使いこなせずにいる事が課題である。教師自らが学習指導計画を立てることができておらず子供を中心とする指導法の普及や、授業研究への協力等、現場の教師の能力向上のための支援、また日本の授業方法の紹介などが求められ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚教員とともに理科と図工の授業を通して、生徒の発想力や想像力を育てる。(授業は週10コマ、40分/コマ)
2. 同僚教員とともに授業研究を行い、子供の年齢に合った学習指導を提案する。
3. 勉強会等を通じ、子供中心の指導法を同校の教員に提案する。
4. 可能な範囲でクラブ活動や課外活動における日本文化紹介や基礎的なそろばんの指導を行う。
※担当する科目、学年や授業時間数は赴任後、配属先とJV間で話し合い決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プロジェクター、仕事机、椅子、黒板、顕微鏡、ビーカー、アルコールランプ、そろばん等
4)配属先同僚及び活動対象者
小学校教務主任(女性、50代)
小学校教員35名(実務経験4-37年、30-60代)
小学校児童1,300名(1-5年生、35クラス)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同校には日本から寄贈されたそろばんが400個あり、クラブ活動での活用も期待されている。