2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04518A14)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1
外観 授業の様子(聴覚障害のある生徒のクラス) 小学生の授業の様子(担任と補助教員2名で担当)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

エネレル統合学校

3)任地( ダルハンオール県ダルハン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同県内で唯一、特別支援学級がある学校。1980年から特別支援教育を開始し、現在は12年制の小・中・高等一貫教育を行っている。2005年から健常児の受入を開始したため、障害児の受入が徐々に減少し、現在の特別支援学級は3クラス。生徒233名、教師22名、その他職員46名(うち特別支援学級の担当教員は3名及び教員補助3名)。年間予算約3,000万円。障害児の社会参加を進める取組として、生徒はスペシャルオリンピックスにも参加している。過去に米国ピースコー及び韓国ボランティア、青少年活動の青年海外協力隊員(JV)2名(2012年3月終了)の受入実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、特に地方において障害児への教育が取り残されてきた現状があり、特別支援教育の質の改善が課題となっている。また地域住民や保護者の障害者への理解を深め、社会参加を進めていく必要がある。同校には2017年11月現在、48名の障害児が通い、うち10名が通常学級で学んでいる。特別支援学級は小学生(14名)、中高生(15名)、聴覚障害(9名)の3学級あり、各学級を担任と教員補助の2名で指導している。主に軽度から中程度の知的障害児を対象としており、聴覚障害学級の生徒のうち5名は重複障害(自閉症、ダウン症)がある。特別支援学級の担任教員は短期間の研修を数回受講した経験はあるが、十分な専門知識を有しておらず、障害の程度や個々の学生の発達段階に応じた教育に課題がある。JVには特別支援学級の授業の質の向上及び、通常学級教員に対する障害児への接し方への助言が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚とチームティーチングで特別支援学級の授業を行う。
2.身近な物を利用した教材作成について助言する。
3.障害児の発達段階に応じた接し方や、指導方法について、同僚に助言する。
4.保護者に対し、障害児の家庭療育の方法を教え、特別支援教育の理解を促進する。また、可能な範囲で地域住民を対象とした障害児・者に関する理解促進のための勉強会実施に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンタ、机

4)配属先同僚及び活動対象者

特別支援学級担当教員
聴覚障害クラス(女性、30代、障害児指導経験13年)
小学生クラス(男性50代、教員経験25年、障害児指導経験3年)
中高生クラス(男性50代、教員経験21年、障害児指導経験9年)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:障害児学級指導経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】