2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04518A20)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1
ドルノド県ハンオール統合学校の外観 実験の結果を発表している中学生 理科の授業で実験を行っている中学生

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ドルノド県ハンオール統合学校

3)任地( ドルノド県チョイバルサン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同校はドルノド県の県庁所在地にある小中高一貫校で、生徒約1,500名、教師80名、職員60名が在籍する。2006-2009年にはJICA「子供の発達を支援する指導法改善プロジェクトフェーズ1」の指導対象校の一つであった。2014年から教育大臣管轄の全国に40校ある教育モデル校の一つに指定された。年間予算は約1億円。JICAボランティアは2013年より小学校教育と音楽の2職種で派遣が始まり、それぞれ2代目の青年海外協力隊(JV)が2018年3月まで小学校教育レベルでの教育の質の向上に取り組んでいた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JICA「子供の発達を支援する指導法改善プロジェクトフェーズ1(2006-2009年)」の対象校であった同校は、教育省の方針である「子供一人一人の才能を伸ばす」事を目標に、積極的に指導法の改善に取り組んでいる。同校は、ゲル地区と称される貧困層地域からの子供が多く通っており、生徒全員に質の高い教育を実施する事を目標にしている。小学校教育及び音楽の職種でそれぞれ2代目の青年海外協力隊(JV)が2018年3月まで活動、生徒自らが考える学習手法を用いた授業で、子供達の理解を促す授業を実施し、小学校では同僚の指導方法を改善を含めて、成果をあげた。一方、同校の中学・高校ではJICAボランティアの活動が実施されておらず、教員も指導法の改善ができていないのが課題である。よって、今回は主に実験や授業研究に関して同校の理科教員に助言ができるJVの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を配属先同僚と共に実施する。
1. 工夫した教材の作成に協力し、実験を適切に取り入れた生徒主体の授業を実施する。
2. 配属先同僚を主対象に、実験や授業研究の実施に関して助言を行う。
3. 教育局と連携を取り、配属先を含む地域の教師を対象にセミナー、勉強会等を企画・実施する。

※理科の授業は1日2コマ(40分/コマ)あり、担当授業は赴任後、配属先とJVとで話合い決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プロジェクター、スクリーン、プリンター、ラミネーター、顕微鏡、試験管、ビーカー等

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚
理科教員4名:(男性1名、女性3名、20-30代、経験6-13年)
専門は其々、物理、生物、化学、地学
他同僚教員10名
活動対象者
中学生(11-14歳)16クラス約480名、高校生(15-17歳)10クラス約320名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚教師の水準に合わせる

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】