要請番号(JL04519B06)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アルハンガイ県保健局
3)任地( アルハンガイ県ツェツェルレグ市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同局は1999年に設立され、医療サービス課、経営情報課、社会保健課に分かれており、合計41名の職員が勤務している。年間予算約6,600万円。同局の主な業務は、住民に対する適切な医療サービスの提供、保健・衛生に関する指導、医療従事者への指導等。所属課となる公衆衛生課では12名の職員が、学校や医療機関における衛生指導や生活習慣病予防啓発活動に従事している。過去に5名の米国Peace Corpsボランティアの受入経験あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルでは一般的に病気になってから治療するという意識が強く、公衆衛生指導や生活習慣病予防など、健康教育を強化する必要がある。同局では、子どもの頃から正しい生活習慣を身に付け、衛生観念を意識付けることが重要と捉え、子どもに対する健康教育に注力している。現在、小学校において手洗い指導や歯科衛生指導、中学校において食生活や生活改善の指導、高等学校において性教育などを行っている。また、地域住民に対する生活習慣病予防啓発活動も実施している。このように積極的な取り組みを行っているものの、子どもが興味を持つような事例を交えた実践的な講義や年齢に応じた適切な指導ができておらず、受講者の充分な理解を得られていないことが課題として挙がっている。そこで、同国に比べ日本は年齢に合わせた指導法やツールが多彩であることから、JICA海外協力隊からの助言やアイデアを求め要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 市内の幼稚園及び小学校において、同僚と共に、手洗い指導、歯科衛生指導、健康教育を行う。
2. 子どもの興味を惹く指導法や指導ツールを提案し、巡回指導に取り入れる。
3. 同僚と共に、地域住民や医療従事者を対象とした生活習慣病予防、健康維持に関するセミナーを実施する。(活動後半)
4. 保健局の実施するセミナーや啓発活動に関連する資料や取り組みについて、日本の手法を紹介し、助言する。
※モンゴルの学校の多くは小・中・高等学校一貫校であるため、可能な範囲で、中高生に対しても健康教育を実施することが期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、机、椅子、事務室、インターネットアクセス
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:局長(50代女性、医師)、社会保健課課長(40代女性、医師)、
非感染症担当(30代女性、経験5年、医師)、感染症担当(30代男性、経験11年、保健師)
主な同僚:青少年健康教育担当 (40代女性、医師、経験21年)
活動対象者:生徒(学校8校、幼稚園15園)、地域住民、医療従事者
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。