要請番号(JL04521A09)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
ウランバートル市第53学校
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都バヤンズルフ区にある公立の小中高一貫校で、生徒総数2900人の内、65%の生徒が貧困層と呼ばれるゲル地区から通っている。今回、JICA海外協力隊に指導を望んでいる理科教科は、6~12年生の生徒が対象となっており、生徒総数の内、1100人がその対象。同校は、JICA無償資金協力で校舎を増築し、新校舎は国際基準のバリアフリーとなっているため、バヤンズルフ区教育課に所属する障害児・者支援隊員(2021年春募集にて募集中)の巡回指導先ともなっている。年間予算は約4300万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴル国では近年、暗記中心の指導法から子どもの発想や思考を促す「子どもの発達を支援する指導法」に移行しているが、教員は現場で実際にどのように指導すべきか困惑している。特に、理科教科については、中等教育より物理、化学、生物と細分化され、生徒の理解は低迷している。かつてJICA専門家が開催した理科教科の授業研究セミナーに参加した教員がおり、その児童中心の教育手法に感銘を受けた。従って、配属先は、児童中心の理科教育実践を期待し、JICA海外協力隊の支援を要請した。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 理科教員とともに生徒に対し、興味を持たせる理科実験を取り入れた授業を行う。
2. 身近な材料を利用した理科実験を同僚教員に紹介し、実験器具や機材の有効な活用について助言・提案を行う。
3. 理科教員を対象として模擬授業を行ったり、授業研究を実施する。
*指導するのは、物理、化学、生物の内、隊員が得意とする教科でよい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす等の事務用品、基本的な理科実験器具や機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理科主任教員(30代、女性、実務経験17年)、他理科教員10名(20~50代、男女)
活動対象者:
理科教科を指導する対象生徒6~12年生(約1100人)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教員が大卒以上であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
教育分野派遣の有志の隊員で形成する分科会が立ち上げた教員支援の資料集ホームページを参照。
https://mongoledbagsh.wixsite.com/mysite-1