要請番号(JL04521A19)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
スフバートル区保健センター
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある人口14万人を有するスフバートル区を管轄する総合病院と保健所の機能を兼ね備えた医療施設。同施設には内科、感染症科、婦人科、小児科、精神科等11科が設置され、年間外来数約14万人、年間予算1.9億円。外来のみ対応。入院が必要な患者は首都の基幹病院や区内の別の病院へ搬送している。傘下には地域保健センターの役割を担う家庭クリニック18施設があり、同施設より医師や看護師が派遣され、健診、予防接種、母子保健指導、啓発活動、地域診断、疾病調査等を実施。同施設に所属する看護師数は、総合病院(臨床看護)担当75名、家庭クリニック(保健活動)担当61名である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スフバートル区保健センターでは、住民のプライマリヘルスケア(PHC)を実践すべく、地域住民を対象とした診断と治療、衛生指導、母子保健、感染症調査等、幅広い活動が行われている。現在、保健医療サービスの質の向上を目指し、看護部長が中心となり、同センター所属の全看護師を対象に定例勉強会(最低月1回受講)を開催している。しかしながら、新たな知識や情報を習得する機会は少なく、内容や手法が限られてしまい、適切な勉強会が実施できていない。このような背景から、基礎的な臨床看護や保健・衛生活動につき、日本の事例を紹介できるJICA海外協力隊の要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の看護師が、総合病院での臨床看護及び地域に対する保健活動の両方を担っていることから、本人の得意とする分野を中心に以下を行う。
1. 看護師に対し、疾病予防、感染管理、患者への接し方等につき、日本の事例を紹介した勉強会を行う。
2. 配属先が実施する地域における感染症調査(主にインフルエンザ、B型肝炎、麻疹・風疹。状況次第で新型コロナウイルス感染症を含む)に協力し、分析する。
3. 看護サービスの安全性を評価し、懸念点について共有し、その予防策や危険予知方法を指導する。
*臨床看護については、基礎的な看護指導でよい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、コンピューター、コピー機、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
看護部長(30代女性、経験14年)
看護師長3名女性(50代、経験31年)(40代、経験29年)(40代、経験24年)
活動対象者:
総合病院及び家庭クリニック担当の看護師136名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要
[参考情報]:
・看護師実務経験あり
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・家庭クリニックとは、公立の一次レベルの医療施設(診療所、クリニック、医院)のことである。
・スフバートル区保健センターのホームページ https://sbemt.ub.gov.mn/