要請番号(JL04522A07)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
モンゴル技術カレッジ連盟
NGO
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モンゴル技術カレッジ連盟は、モンゴル国にある3つの高等専門学校(以下、高専)を統括するNGO。理事5名及び事務局長、経理担当からなり、年間予算は2,000万円程度。主な業務は、日本の自治体や企業等と連携した学生の日本企業への就職支援の他、奨学金事業等を行っている。高専は2014年に日本式高専モデル(日本同様5年制)を取り入れ設立され、機械工学科、電気電子工学科、バイオ工学科、土木建築工学科等のコースからなり、卒業生の約2割程度が日本企業への就職を実現している。世界に通用するエンジニア育成に取り組み、産業人材育成の観点からも注目を集めている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国は近年のICTニーズの高まりから、首都ウランバートル市で「1万人のプログラマー育成プログラム」が開始されるなど、IT人材の育成が課題となっている。高専3校においても、現在コンピューター・サイエンス科の開設を準備しているが、教員数が不足している他、教員の技術レベルの向上が急務となっている。また、各高専では、上記の専門科目コースに加えて一般科目としてプログラミング基礎を指導しており、3校を巡回し、プログラミング言語の基礎を指導できる人材を確保したいとの要請が提出された。本要請は、ICT分野の能力向上を目的とし、同僚教員及び学生に対しプログラミングに関する知見・技術を共有することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の指示・調整のもと、各校を巡回し、以下の活動を行う。
1. コンピュータープログラミング(Python、Arduino、 Makecode Microbit、Scratchなど)の授業に協力する。
2. 同僚教員へプログラミングに関する知見・技術を共有する。
3. コンピュータークラブの活動を支援する。
4. シラバスやカリキュラムの改善及び教材の作成に助言する。
*授業時間は10コマ程度/週、2コマ/日程度を想定(1コマ=90分)。着任後に配属先と話し合い決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各校デスクトップコンピューター(Windows10) 、 有線・無線LAN、インターネット接続可、3Dプリンター、プロジェクター、コピー機等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:事務局長1名、高等専門学校長3名、IT教員(各校1~2名)
活動対象者:学生900名程度(20~30名/1クラス)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)情報学 備考:高等教育機関で教鞭をとるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が含まれるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
*日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。