2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04522A10)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

モンゴル国立科学技術大学外国語学部

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ウランバートル市にある1959年に設立された技術系国立大学で13学部を有する。全学生数は約35,000人。その中にある外国語学部アジア研究学科には、中国語、韓国語、日本語、モンゴル語の4言語の専攻があり、中国語と韓国語の2言語はネイティブスピーカーが2名ずつ指導している。2022年1月現在、JICA有償資金協力で支援している「工学系高等教育支援事業」の事務所が同大学内に設置されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴル国への日本語教育支援は1990年代から始まり、多くのモンゴル人日本語教師を輩出してきた。このような中、2014年アジア研究学科は科学技術分野に関する翻訳者及び通訳の育成を目指す学部として確立された。配属先には教授年数が長い教員もいるため、専門的な教育ができるものの、他方で基本科目の教授能力にばらつきが否めないため、日本語能力試験N3レベルまできっちり指導できることが求められ今回の要請となった。なお、当国ではモンゴル・日本人材開発センターにおいて国際交流基金による一般向けのコースが開講されており、隊員は各学校現場での支援を行う。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚と協力して授業を行う。文法、漢字、会話、4年生の日本語能力試験対策等は隊員が担当予定。
2. 同僚の教授能力向上のための支援を行う。
3. 月に1回実施されているモンゴル日本語教師会のサポートを行う。活動は主に日本語教師の課題の共有とその解決策を模索すること(モンゴル日本語教師会は、主に首都で活動している日本語教師の任意で参加する研究会。国際交流基金の専門家と協力して実施する)。
4. 将来、日本とモンゴルの架け橋となる産業人材育成を計画しており、その分野における日本語教育支援への助言。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、テープレコーダー、執務席、書籍棚、主な使用教材(みんなの日本語、文化中級日本語、J301,J501、上級で学ぶ日本語、Basic Kanji、Intermediate Kanji)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:日本語教師3名(40~50代、日本語能力試験1~2級合格、修士号保持者、日本語教育年数はそれぞれ18年、14年、5年。各々留学経験や訪日研修の経験あり)

活動対象者:同僚及び大学の学生約45名(各クラス8~20名)、日本語教師会の教師約20名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はモンゴル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関で指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

*主な活動は日本語だが、日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
参考資料:「モンゴル日本人材開発センター」における日本語教育に関するサイト
http://www.japan-center.mn/as/japanese