要請番号(JL04522A11)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
モンゴル国立教育大学社会人文学部
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都ウランバートル市にある教員養成を行っている高等教育機関。8学部と10研究科を有す。学生数約14,000人。職員数は約900人(非常勤講師を含む)。アジアで競争できる高質な教員を輩出することを目標に、学生に教育実習を義務付けている。学期は2期制で、前期8月末~1月中旬、後期2月~5月。年間予算は大学全体で約19.8億円。JICAは教育分野全体の底上げとして「子ども中心の指導」を実施しており「児童中心型教育支援プロジェクト」が実施された(2016-19年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルへの日本語教育支援は1990年代から始まり、多くのモンゴル人日本語教師を輩出してきた。国内で唯一日本語教師を養成している大学であり、当国日本語教育の中心的役割を果してきた。2000~2014年までシニア海外ボランティアによる協力があり、高いレベルにまで育成されたが、JICAによる協力が途絶えるとそれまでの向上の停滞が見られた。日本語教育の中心機関として機能するには常勤の日本語母語話者教師が必要であるためJICA海外協力隊による再協力が要請された。なお、当国ではモンゴル日本人材開発センターにおいて国際交流基金による日本語支援が行われており、有機的な協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 .同僚と協力して授業を行い、モンゴル人教師の授業へのアドバイスや学生へのサポートを行う。
2. 月に1回実施されているモンゴル日本語教師会のサポートを行う。活動は主に日本語教師の課題の共有とその解決策を模索すること。(モンゴル日本語教師会は、主に首都で活動している日本語教師の任意で参加する研究会。国際交流基金の専門家と協力して実施する。)
3. 将来も当国日本語教育の中心的機関としてあり続けるため、その分野における日本語教育支援への助言。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、テープレコーダー、執務席、書籍棚、主な使用教材(できる日本語)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語教師4名(40~50代、全員、日本語能力試験1級合格、修士号保持者、各々留学経験や訪日研修の経験あり)
活動対象者:同僚及び大学の学生約50名(各クラス8~23名)、日本語教師会の教師約20名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関で指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
*主な活動は日本語だが、日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
参考資料:「モンゴル日本人材開発センター」における日本語教育に関するサイト
http://www.japan-center.mn/as/japanese