要請番号(JL04522A18)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
法務・内務省
2)配属機関名(日本語)
国家特別公務員病院
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1933年に法務・内務省の付属病院として設立。法務・内務省が管轄する国境防衛庁、警察庁、入国管理局、国家法務研究所等20以上の公的機関の公務員や家族、定年退職した公務員等13万人、及びウランバートル市チンゲルテイ区住民17万人に医療サービスを提供している。年間予算は約4.7億円。リハビリ科、内科、外科等計12科、ベッド数約240床、職員355名。年間平均7,500-8,000名の入院患者、2,000-2,500名の手術患者、外来患者1日平均600名。年間平均20万人の患者に医療サービスを行っている。過去には、フランスの短期看護師ボランティアが3名派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルでは2011年に理学療法士(以下、PT)が輩出されたばかりであり、リハビリの知識や技術を持つ医療従事者は限られているため、看護師や運動療法士が理学療法の短期研修を受け、理学療法を担っているケースが散見される。同院PTもその一例であり、理学療法の短期研修を受けた元看護師が院内の理学療法を担っている。同院では、医療サービスを受ける患者の多くが警察官、消防士、軍人、スポーツ選手等怪我を負うリスクが高い者であり、術前後の理学療法の知識と技術の向上が求められているものの、同院のPTは新たな知識を取り入れる機会がない。このような背景から、日本の理学療法の知識及び技術の指導、加えて、院内医療従事者に対するリハビリ啓発ができる隊員の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚PTに対し、理学療法評価の指導・助言を行う。
2. 同僚PTとともに個別評価に基づいた理学療法を行う。
3. 院内の医療従事者を対象に、リハビリに対する理解促進を目的として、勉強会を実施する。
※平均1日に外来患者20名、入院患者10名を対象としている。
※同院の患者は、上述のとおり怪我を負うリスクの高い公務員が多いことから外傷(整形外科疾患)患者が多い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机、椅子、コンピューター、リハビリ用マット、リハビリ機材(エアロバイク、トレッドミル等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
PT1名(女性、30代、理学療法経験7年、元看護師)
リハビリ科長(医師、女性、40代、経験20年)
その他リハビリ科職員10名(医師5名、看護師5名)
活動対象者:
院内の医療従事者、リハビリ科の外来患者、入院患者
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
[参考情報]:
・身体障害領域の経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
*日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。