要請番号(JL04522A22)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
モンゴル看護師協会
NGO
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
看護師の知識向上及び能力強化、看護や公衆衛生サービスの質の向上、公衆衛生の発展を目的として、1996年に設立されたNGOであり、全国の医療機関に勤務する約9,500名の看護師が所属する。年間予算(会員費)は110万円。国際会議やセミナーの主催、看護師の知識や能力向上のための勉強会や研修の開催、専門の雑誌や教科書、マニュアルの制作等、業務は多岐にわたり、看護師が直面する課題解決に取り組んでいる。2000年に国際看護師協会のメンバーとなり、2002年に日本看護協会と協力関係を構築した。また、韓国チュソン大学と連携(技術協力支援)がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴル国では、看護師の不足、看護知識や技術の不足、医療倫理感の欠如が課題となっており、患者に対し適切な看護ができていないケースが散見される。現在、看護師数を増加させる試みはあるものの、適正人数の配置には時間を要す。そのため、既存の看護師の能力強化が同国の看護の質を向上させるうえで不可欠となっている。これを踏まえ、同協会では全国の看護師を対象として国際会議やセミナー、マニュアル作成等を実施している。しかしながら、同国の看護サービスを国際基準に近づけ更に向上させるためには、外部からの視点が必要であると考えており、日本の医療や看護、業務体制・環境等を紹介・指導できるJICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 全国の看護師を対象に行うセミナーの開催に協力し、助言・指導を行う。
2. セミナーの講師陣(基幹病院看護部管理職等)と情報・意見交換を行い、連携を取る。
3. 公衆衛生や予防医学に係る啓発活動に用いる教材、パンフレット、マニュアル作成時に、助言・指導を行う。
4. 配属先業務について日本の職場と比較し、改善の余地がある点を提起し、同僚たちと改善に向け取り組む(5S活動)。
5. 可能な範囲で、公衆衛生教育の講師育成に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机、椅子、コピー機、プリンター、ホワイトボード等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 協会役員4名
(全員が看護師資格保有者、女性 )
会長、副会長(50代、経験33~36年)
事務局長(40代、経験29年)
医科大公衆衛生学科博士(40代、経験21年)
ナライハ地区保健センター長(40代、経験30年)
活動対象者:同僚、全国の看護師
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
(指導経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[参考情報]:
・公衆衛生分野の経験がある事が望ましい
・なるべく日本看護協会会員であること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・モンゴル看護師協会のホームページ https://www.mna.mn/
・モンゴル看護師協会のFacebookページ https://m.facebook.com/271031519740983