要請番号(JL04522A27)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
ソンギノハイルハン区教育課
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都のソンギノハイルハン区教育課は、区内の教育機関(小中高一貫校27校(内、公立が20校)及び幼稚園112園(内、公立が52園))を管轄し、教育法令の実施に当たり専門的な指導を行う中枢機関。同課は課長及び就学前教育担当、初等教育担当、中等教育担当、統計担当、予算担当の計6名から成る。年間予算約400万円。主な活動先となる第12学校は、同区において教育省の「児童中心型教育」コアプログラムを実践的に実施するモデル校であり、教育活動上のグッドプラクティス等を他校へ共有・普及する役割を担っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルにおける理科の授業は、教科書から理論を学ぶことが中心で、実験が行われることは少ない。実験器具の不足、教員の実験に対する知識及び経験の不足が一因であるが、生徒の理科への関心が低下することにもつながっている。同区においても同様で、身近なものを工夫して使う実験を取り入れた授業を普及し、理科の授業を改善することが求められている。隊員は、同区内に2つあるモデル校のうちの1つである第12学校を中心に理科教員の教える能力及び実験実施能力の向上に取り組み、区全体の理科教育の質の底上げを図る。結果的に学力の向上、大学進学率の向上につながることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 活動拠点となる第12学校の理科教員とともに生徒たちに対し、興味を持たせる理科実験を取り入れた授業を行う。
2. 身近な材料を利用した理科実験を同僚教員たちに紹介し、実験機材・器具の有効な活用について助言・提案を行う。
3. 教育課中等教育担当職員の協力の下、区内の主な学校を巡回し、理科教員を対象として模擬授業を企画・実施する。
(月に1~2回程度)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクワーク用の器具(机、椅子、パソコン、プリンター・スキャナー等)、実験器具・機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
教育課中等教育担当職員1名(30代、男性)
第12学校中等理科教員7名(生物学2名、化学3名、物理学4名、30代~50代)
活動対象者:
区内の理科教員25名程度
第12学校の中高学年生徒1,380名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:活動上必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現地教員を指導するため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
教育分野派遣の有志の隊員で形成する分科会が立ち上げた教員支援の資料集ホームページを参照。
https://mongoledbagsh.wixsite.com/mysite-1