要請番号(JL04522A31)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働社会保障省
2)配属機関名(日本語)
バヤンゴル区社会開発課
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バヤンゴル区は首都ウランバートル市に9つある行政区の一つである。バヤンゴル区社会開発課は、区内の保健医療や教育、文化、スポーツ、社会福祉などの様々な分野につき国の政策を実施している。また、区が直面する課題についての調査や分析、保健センターの管理も行っている。区役所の全職員数108名(うち男性42名、女性66名)、社会開発課職員7名。同区はJICA技術協力「障害児のための教育改善プロジェクト(2015~2019)」のパイロット地域として、障害児の診断及び早期発見、発達支援、教育実践のためのツール開発及び実践体制の構築に取り組んだ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきているが、障害児教育分野の人材育成は、近年国立教育大学に障害児教育学科が設置されたばかりで、専門教育を受けた教員は少数にとどまっている。他方で、上述の技術協力プロジェクトにより障害児の早期発見が徐々に進むようになり、国の政策でインクルーシブ教育が導入され、障害児が通常の学校や幼稚園へ通うケースが増えている。同区では通常学校47校(モンゴルは基本的に小中高一貫校)に約400名、通常幼稚園101園に約110名の障害児が在籍しており(2020年)、教員は障害児への教育に対する知識が必要となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. インクルーシブ教育を行う区内の学校および幼稚園を巡回し、障害児の指導を行う。
2. 障害児への教育や対応、安全配慮、個別指導などについて教員に助言する。
3. 生徒や園児(障害児及び健常児)の保護者に対し、障害理解のための啓発活動を行う。
※ 可能であれば、区の保健センターと協力し、障害児の早期発見のためのアドバイスを行う(例えば、田中ビネーの活用促進)
※ 生徒や園児の主な障害種別はさまざまであるが、最近は発達障害、自閉症、ダウン症などの障害が増えている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、文房具
4)配属先同僚及び活動対象者
主な配属先同僚:
社会開発課課長(50代女性、経験30年)
家族子供青年担当職員(20代女性、経験6年)
主な活動対象者:
区内国立学校18校、教員約1,750名、障害児約400名
区内国立幼稚園34園、教員約850名、障害児約180名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:活動上必須
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験に基づいて助言を行うため
[参考情報]:
・特別支援学校での経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
*日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
JICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」 https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html