要請番号(JL04523A13)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
国立科学技術大学付属高専電気・電子工学科
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モンゴルでは2014年9月に、工業人材育成を目的として日本式(日本の高専のカリキュラムを基に教案を作成し、日本で学んだ教授による授業を行う)の高等専門学校が3校(モンゴル高専、科技大高専、新モンゴル高専)開校し、同校はそのうちの一校である。同校には現在、機械工学科、土木・建築工学科、電気・電子工学科の3学科があり、教員15 名と 7 名の管理スタッフが勤務している。電気・電子工学科では電気の仕組み(電気システム・電気エネルギー)の基本から回路や電気制御、電子通信の指導を行っている。日本の高専をベースに実習・学科の割合は実習6割程度、学科4割程度。科技大高専の年間予算は3,000万円程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先である科技大高専はモンゴルで不足している技術者を若い年代から育成し、技術分野で優れている日本式教育法を導入することによりモンゴルの産業分野の今後の発展に寄与する人材を育成することを目的としている。一方で若手人材の需要はあるものの、教員数や教員知識の不足もあり、質の高い授業が十分にできていない状況である。そのため教員の質の向上、高専学生の専門的知識・技能の習得、学習意欲を高めるカリキュラムや指導法の導入等が必要であり、指導者として高専教育等に携わった人材あるいは高専教育修了者レベルで同分野へ指導支援できるボランティアの要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の教師とともに以下の活動を実施する。
1.電気・電子工学科の授業への協力、助言
2.実習及び研修についての支援、助言
3.学習意欲を高めるカリキュラム・指導法に対する助言
4.電気・電子工学科の管理運営、技術指導についての支援・助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業室、机、椅子、パソコン、デジタルマルチメータ、論理回路研究装置、オペアンプ研究装置、三相サイリスタ変換装置等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
国立科学技術大学付属高専ダイレクター:1名
国立科学技術大学付属高専トレーニング部部長:1名
国立科学技術大学付属高専外交関係専門家:1名
カウンターパート:1名(28 歳、高等教育、実務経験 6年)
活動対象者:電気・電子工学科学生 85名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:同僚の学力水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:電気・電子に関する実務経験
[参考情報]:
・電気・電子工学の指導経験が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)