要請番号(JL04523B02)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
トゥブ県バヤンチャンドマニ職業訓練校
3)任地( トゥブ県バヤンチャンドマ二 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都から北西に約70km、人口約4,400人の小さな町バヤンチャンドマニにある職業訓練校は1969年に設立された。全国に多数ある国立職業訓練校のうち、教職員宿舎及び学生寮を敷地内に完備した1校。なお2018年に大幅に施設改修工事も実施済みである。全生徒数約480名、職員数75名、うち教員42名、年間予算約7千8百万円。自動車整備コース以外に、料理・農業機械・PC・カシミア加工・溶接・ハウス栽培など全12コースがある。職業訓練校では2.5年コースと1年コースがあり、前者は中学校を卒業した24歳までに入学資格があり、後者は18歳以上の社会人経験者等が通うコースである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では日本の中古車を中心に自動車数が増加している。整備や修理の技術を持った整備士の需要が高まっている一方で、整備士を養成する機関が少なく、整備士の人数も技術的レベルも十分ではないことが課題となっている。職業訓練校における技術者養成、特に自動車整備士の養成は重要だとの認識はあるものの、課題解決のための具体的な方策は取られていない状況である。同校の自動車整備コースは実習設備等、学習環境は改善しつつあるが、指導できる人材が不足しているのが現状である。こうした背景を受けて、整備工具の使用方法、エンジン模型等を用いて実習を指導できる人材が求められており、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働の上、以下の活動を行う。
1. 整備工具の使用方法を同僚教員へ指導する。
2. 同僚教員とともに自動車整備や修理全般の基礎的な内容についての授業を行う。
3. エンジン模型を用いて実習を支援する。
4. その他、配属先の求める業務を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
油圧リフト(2柱及び4柱)、エンジン模型、オイルチェンジャー、外部診断機(Launch X431他)、実習車等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
自動車整備コース教員:8名、30-50代、職業訓練校卒もしくは大卒、経験5-30年
指導対象者:
主に2.5年コース生徒 15-25歳、各学年30名程度
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の要請に基づくため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(‐30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は同校の敷地内の教員宿舎となることを予定している。