【配属機関概要】

3）任地（ トゥブ県バヤンチャンドマ二 ） JICA事務所の所在地（ ウランバートル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都から北西に約70km、人口約4,400人の小さな町バヤンチャンドマニにある職業訓練校は1969年に設立された。全国に多数ある国立職業訓練校のうち、教職員宿舎及び学生寮を敷地内に完備した1校。なお2018年に大幅に施設改修工事も実施済みである。全生徒数約480名、職員数75名、うち教員42名、年間予算約7千8百万円。農業機械コース以外に、自動車整備・料理・PC・カシミア加工・溶接・ハウス栽培など全12コースがある。職業訓練校では2.5年コースと1年コースがあり、前者は中学校を卒業した24歳までに入学資格があり、後者は18歳以上の社会人経験者等が通うコースである。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先があるトゥブ県は農業が盛んに行われている地域の一つであり、農業分野を担う人材育成に取り組んでいる。同校の農業機械コースには、国際機関の支援もあり、小型トラクター、コンバイン、耕運機及び実習用機材等は整ってきているが、農業機械の構造、故障探求及び整備方法を指導できる人材が不足しているのが現状である。こうした背景を受けて、農業機械の構造、故障診断及び整備実技に精通している人材派遣が求められており、今回の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と協働の上、以下の活動を行う。
1. 農業機械の構造、故障診断、整備知識を同僚教員へ指導する。
2. 同僚教員とともに農業機械の開発、運用、操作法等の基礎的な内容についての授業を行う。
3. 農業機械コースのプログラム内容の改善を支援する。
4. その他、配属先の求める業務を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、机、椅子、小型トラクター、コンバイン、耕運機、実習用機材(電装品、配線、中古エンジン)等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
農業機械コース教員:2名(男性で20代と50代、エンジニア資格有り)
指導対象者:
主に2.5年コース生徒 15-25歳、各学年30名程度

【資格条件等】

[参考情報]：

　・農業機械整備技能士の資格が必須である。

【地域概況】

【特記事項】

住居は同校の敷地内の教員宿舎となることを予定している。