要請番号(JL04523B14)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
カラコルム博物館
3)任地( ウブルハンガイ県ハラホリン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2011年に日本の文化無償資金協力で建設され、翌年2012年に開館した博物館である。首都から360kmほど西に位置したウブルハンガイ県ハラホリンにある。オルホン渓谷の文化的景観が認められ世界遺産に登録されたことを受け、当地へ訪れる国内外観光客に対して、日本とモンゴル両国の文化協力の象徴的博物館として役割を果たしている。職員数は32名ほどで、主に総務・研究調査・収蔵庫と3つ部署に分かれて業務を行っている。展示できる収蔵物は2100点にも及ぶが、館内の展示スペースを勘案して全体の35%ほどを展示している。年間の来館者数は25,000人程となっている(過去に2名の海外協力隊派遣実績あり)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は2011年に建設された歴史博物館である。館内は30分ほどで見て回れる規模であるが、地域の観光資源として重要な役割を担っている。現在は展示する収蔵物の直接の修復作業は行っていないものの、館内の展示ガイドラインに基づき、照明光量、湿度等に配慮して展示品の定期的な入れ替えを実施し、展示に工夫を凝らしている。展示案内はモンゴル語、英語、一部日本語としているが、今後は日本語ガイド案内の充実を図りたいと考えている。活動内容として日本語ガイド案内、展示案内、展示企画、展示レイアウトの改善を図ることに加えて、館内の展示ガイドライン整備への支援も期待されていることから今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働の上、以下の活動を行う。
1.館内の展示ガイドラインを整備、助言を行う。
2.館内の展示案内(説明文)、展示企画、展示レイアウトの改善を行う。
3.日本語ガイド案内の充実を図る。
4.文化財保護に係る研修、勉強会を実施する。
5.その他配属先が求める活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、椅子、プロジェクター等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:館長(50代、男性)、配属先スタッフ31名
活動対象者:博物館案内スタッフ(30代、女性、日本語可)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請に基づくため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が期待されるため
[参考情報]:
・文化財保護に関する専門知識が求められる。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)