要請番号(JL04524A01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
自然環境・観光省
2)配属機関名(日本語)
チュルート・トゥル
NGO
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はアルハンガイ県にあるチュルート川にてサケ・マス類の稚魚の放流・養殖・生態系調査等を通じて環境保全に取り組んでいるNGOである。チュルート川にはサケ科の淡水魚タイメン(別名:イトウ)が生息していることで知られているが、気候変動、温暖化、人為的影響等の様々な要因によって絶滅の危機に瀕している。配属先はこうした課題を踏まえてチュルート川の生態系の回復に向けて「CHULUUT TUL 2030」プロジェクトと題して、チュルート川の環境保全を目的に違法漁業の監視等にも注力している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はチュルート川の環境保全のため、年に数回アルハンガイ県にあるチュルート川にサケ・マス類の稚魚の放流・養殖・生態系調査・研究活動を実施している。さらにこれらの活動に加えて地元住民で構成された環境保護コミュニティ6団体と協働でチュルート川の生態系の回復に向けて環境汚染対策や違法漁業の撲滅活動に取り組んでいるが、専門的な魚類学に知見があり、養殖経験の豊富な人材確保が十分でないことが課題となっている。こうした背景を受けて、魚類学の専門知識を備え、サケ・マス類の養殖の現場経験のある人材派遣派遣が望まれており、同僚・研究者に対してチュルート川の環境保全・養殖に係る助言が期待されていることから、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先では年に数回アルハンガイ県チュルート川の付近で養殖対象種の種苗生産にかかる技術開発や環境保全に関する活動を行う。
1. サケ・マス類の養殖の種苗の安定的生産に係る助言を行う。
2. 魚類学に関連した自身の専門的知識を通じて生態調査への支援を行う。
3. その他、配属先が求める業務を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電子体重計、ライトマイクロスコープ、飼育水槽等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:シニア生物学者40代 (7年間の養殖研究実績あり)、生物学者、プロジェクト調整員、各研究者7名
活動対象者:同上に加えてフィールドサイトのコミュニティ団体(20名程度)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学力水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験に基づく助言が必要なため
[参考情報]:
・サケ・マス類の養殖経験が必須
・関連する調査研究の実績があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
CHULUUT TUL HP情報
*NGO事務所はウランバートル市にあるが、年に数回、長期でアルハンガイ県に出張する。
なお出張期間はアウトドア生活となる可能性が高い。