2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04524B12)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H136 柔道整復師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

モンゴル国立医療科学大学伝統医療セラピスト学科

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モンゴル国立医療科学大学は、1942年にモンゴル国内で最初に設立された医療科学大学であり、医学科、伝統医療学科、歯学科、生物医学科、薬学科、公衆衛生学科、看護学科及び大学院の 8学科で構成され、首都ウランバートルの他、地方都市 3 カ所に分校を設置している。伝統医療セラピスト学科は、2016年に東京有明医療大学との協定のもと設立され、モンゴル伝統医療に加えて日本の柔道整復を学ぶ4年制の学科であり、2021年に国家資格となった伝統医療セラピストを約30名輩出している。年間予算は約6,200万円(2023年度)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、当学科を卒業し伝統医療セラピストの資格を取得しても、医療現場においては既存の看護や理学療法の業務を担うことが殆どである。また、モンゴルで日本の「柔道整復師」の有資格者は当学科の学科長及び教員のみであり、卒業後の技術の向上も難しい。しかしながら、柔道整復について伝え聞いた患者が当大学附属診療施設を訪れるなど、そのニーズの高さが伺える。そのため、当学科の学生及び伝統医療セラピスト有資格者の技術向上を目的とし、柔道整復に関し指導・助言を行うため海外協力隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協働の上、以下の活動を行う。
1.当学科所属学生に対する授業カリキュラムに組み込まれている柔道整復学の指導・助言。
2.同僚の柔道整復師とともに柔道整復学に基づく評価・治療方法の紹介。
3.当学科の大学院生に対する柔道整復に関する教育方法の助言・提案。
4.その他配属先が求める業務を支援する。
※患者への施術を行う事は前提としていません。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC、プリンター、柔道整復用機材(包帯、固定具、物理療法機器等)

4)配属先同僚及び活動対象者

伝統医療セラピスト学科長(男性、40代、柔道整復師、経験年数5年以上)、柔道整復師1名(男性、20代、経験年数5年以上)
伝統医療セラピスト5名(大学院生、男性1名、女性4名、20代)

活動対象者:同科学生80名程度、大学院生5名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道整復師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:技術的な助言が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務的な助言が必要なため
    (指導経験)2年以上 備考:大学での指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日本伝統治療(柔道整復術)普及事業