2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525A12)

国名
モンゴル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

食糧・農牧業・軽工業省

2)配属機関名(日本語)

リサーチ・デベロップメントセンター

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、食糧・農牧業・軽工業省管轄下の組織で1996年に設立された。当国では労働力の約3割が農牧業に従事しているが、依然として基幹作物以外の野菜・果樹類の輸入依存度が高い。基幹作物である小麦、ジャガイモは概ね自給できる水準になっているが、他の栽培品目・品種が少ない、冬季施設栽培のコスト上昇等の課題も多い。こうした現状のなか、配属先の農業部門では約30名のスタッフが政府の方針や普及政策等に基づいて、栽培技術の研究開発、農業従事者に対しての技術支援、生産性向上を目指した新技術・設備の導入や研修・普及活動を行っている。年間予算は3,000万円程度。過去、協力隊の受け入れ経験はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、近年、野菜のニーズが高まっているが、冬季になると作物のほとんどは輸入品に頼らざるを得ない状況である。配属先はこうした状況を改善するため、モデル農園(露地栽培、温室)を設け、モンゴルに適した野菜の効果的な栽培方法について研究を行うとともに、地域農家へのワークショップを開催して、技術研修、指導をおこなっている。しかしながら、実際の多様な野菜栽培に関する経験を有する人材は少なく、農家への技術指導や普及が課題となっている。そのため、配属先はこの分野での知見を有する協力隊を受入れ、技術開発や普及活動を充実させ、通年での安定的な野菜の収穫、国内産農産物の供給量の増加につなげたいと考えている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.モデル農園での野菜栽培のサポート。露地栽培、温室栽培に適した品種の試作を行う。
2.野菜栽培に関するマニュアルや参考資料作成のサポート。
3.地域の農家への技術指導、研修、セミナー等のサポート。
4.その他、配属先が必要とするサポート

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、プリンター、モデル農園(露地、温室)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・40代男性、同センター所長、勤務3年
・40代女性、同センター農業担当職員、勤務20年
活動対象者:
同僚スタッフ、地域農家

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要

[汎用経験]:

 ・施設栽培に関する知識や経験

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが厳しい。首都では冬季の大気汚染が社会問題になっている。