要請番号(JL04525A18)



・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
モンゴル国立生命科学大学ダルハンオール県分校
3)任地( ダルハンオール県ダルハン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立生命科学大学は首都ウランバートル市に本校があるほか、ダルハンオール県とバヤンホンゴル県に分校がある。配属先はそのダルハンオール県の分校で1969年に設立。アグロエコロジービジネス学部、植物農業研究所、科学博物館等から構成されており、学士、修士、博士の課程がある。総職員数は約200名で、うち教員数は約90名、学生数は約700名(学士約600名)で、年間予算は約1.2億円。過去3名の隊員(経営管理、観光、経済・市場調査)を受入れた経験がある。その他、KOICA、米国ピースコーからのボランティアを受入れた経験もある。配属先からは本件のほか日本語教育、電子工学の協力隊要請も提出されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、モンゴルで不足している技術者を若い年代から育成し、今後の産業分野の発展に寄与する人材の輩出を目的として、2023年から日本の高専機構と連携した高専プログラムを実施している。ITエンジニア、機械工学、電子工学、環境工学の各専門教科コースのほか、一般科目として日本語のクラスもあり、配属先への入学希望者は多い。しかしながら、現状、授業の質の確保が十分にできていないと配属先も認識しており、協力隊を受入れて、学生の専門的知識と技能習得を促進する効果的な指導内容・指導方法に関するサポートを得られることを期待している。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.機械工学の授業のサポート
2.実習及び研修へのサポート
3.学習意欲を高めるカリキュラム・指導法に対するアイデアの提供と実施に向けたサポート
4.日本の高等専門学校の管理運営、技術指導等の紹介
※教師3名が週計5コマ(1コマ90分)ずつを担当している。
※担当するクラスや授業コマ数は赴任後、配属先と隊員間で話し合い決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教員室、教室、デスク、椅子、プリンター、共用キャビネット
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(50代、博士、男性、教育分野における経験27年)
カウンターパート:教師3名(40代、 男性1名、女性2名、教育分野における経験20~25年)
活動対象者:高専機械工学プログラム学生 25名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:高等教育機関での活動
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・学校等での指導経験があるとよい
・機械工学系の業務/企業経験があると尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが厳しい
・配属先からは本件のほか日本語教育、電子工学の隊員要請も提出されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動することとなる。