要請番号(JL04818A04)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
タクセセントラルスクール
3)任地( トンサ県ドゥラクテン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 7.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都ティンプーから車で約7時間かかるトンサ県中心部から、さらに車で30分かかるのどかな農村地域に位置する。1999年創立の小学校が昨年中等部を併設してPre Primary(以降P.P、幼稚園年長相当)-Class7(中学1年生相当)の幼児・児童・生徒が通うタクセセントラルスクールとなった。セントラルスクールとは学校を合併し寄宿舎も併設、遠地に住む子どもへも教育機会を与えようと、近年進められている政策である。近隣にあるサムチョリン小学校、キンガラブテン小学校へも定期的に巡回指導に赴くことが期待されている。活動対象者は、いずれの学校でも、P.P.からClass6(小学校6年生相当)までである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータン政府は、2018年までにすべての小学校、2020年までにすべての中学校で、統一カリキュラムに沿った保健体育教育を実施することを目指している。そのため将来の担当教員を育成するために、全土でワークショップを催している最中である。しかし、これまでの実態は教員不足等の理由から、保健体育の授業が行われていない学校が少なくなかった。子どもたちは、真っ直ぐに走ることすら学んでいない。そのため来年より保健体育が義務付けられたのちも、スムーズに授業展開していくことは困難と想像される。配属先にはJICAの研修で日本へ行き保健体育を学び、意欲に満ちた教員が1名いるが、その授業にはまだ改善の余地がある。そこで授業を同僚とともに受け持つ一方、様々な課外活動などを通じて、①園児・児童、教員たちが、保健体育という教科への理解を深め、②同僚が指導に自信を持つことを目指して、ボランティアを要請するに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
【主な活動】
・用具や教材が十分ではないなか、工夫しながら保健体育の授業を行う
・近隣校(サムチョリン小学校、およびキンガラブテン小学校)へ巡回指導に赴き、配属先同様、保健体育の授業を行う
【付随する活動】※赴任後に配属先と話合い、状況を確認しながら実施
・学校のスポーツイベントや放課後のクラブ活動等の、実施・補佐を行うこと
・同分野で活動する他のボランティアたちとともに、運動会やワークショップを計画、実行すること
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
グラウンド、各種ボール
4)配属先同僚及び活動対象者
【タクセセントラルスクール】
・C/P 男性、30代
教員約 10名、支援スタッフ1名、幼児・児童・生徒 210名
【サムチョリン小学校】教員 8名、スタッフ1名、幼児・児童 210名
【キンガラブテン小学校】教員 7名、スタッフ1名、幼児・児童 120名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教員(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が求められる
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)