要請番号(JL04818A08)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
畜産局国立内水面水産センター
3)任地( ハ県ニャチュ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
前身となる「国立冷水漁業センター」の2005年の開所以来、国内の河川や湖沼におけるブータン内水面漁業の持続可能な開発を推進して行くことが配属先の主な事業内容となっている。具体的には、現在、地域に根ざしている漁業および遊魚の振興開発、河川や湖沼の水質管理また湖沼学的な調査、地域住民への助言、天然/養殖を問わず稀少な魚類の繁殖、さらには水力発電所建設工事に伴う環境変化に対する各種規制や魚類保護などが含まれる。2013年に現在の名称を持つセンターに改組・拡大され、これまでの事業がより強化された。総敷地面積は9ha。年間予算は約170万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2013年に新しく改編された同センターでは、十分な「マスの養殖技術」を持つスタッフが育っておらず、いまだ手探りで日々の業務に携わっている状況である。国内において水産業を学ぶ機会は皆無であるため、スタッフの数名が国外(インド)で短期研修を受け、幾ばくかの知識と経験を配属先に持ち帰り、それを頼りとして事業運営を行っている。かかる状況下において、スタッフの基礎的な技術力を全体的に底上げすることが喫緊の課題として上がっており、今回のJV要請に至った。ボランティアは、「マスの養殖」に関する基本的な技術を配属先スタッフに指導・助言し、将来的には、食用や輸出に耐えうる成魚を配属先が独自に飼育・生産できるよう支援する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは配属先スタッフと協力し、マスの養殖に関する以下の業務をスタッフと共に行う。
1.親魚の養成
2.種苗生産(卵・仔魚管理)
3.稚魚飼育および養成
4.飼育管理(給餌、水質管理)
5.養殖施設の拡充にかかるアドバイス
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
約9haの敷地、給水施設(水源は山間部の湧水)、養殖池(1.5M×10.0M)×10面、検査室、稚魚生産用エアレーション装置付プラスティック水槽、事務用品(コピー機、ファックス、インターネット、PC)
4)配属先同僚及び活動対象者
・センター長(40代:男性)
・副センター長(30代:男性)
・配属先同僚8名(20-50代:男性6名、女性2名)(実務経験0年~2年)
・うちカウンターパート1名(20代:男性:大学卒:経験2年)(マス養殖スーパーバイザー)
主な活動対象者
・配属先同僚および事業支援者(近隣農民など)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理系 備考:水産学(養殖)の知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導・助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)