要請番号(JL04818A11)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
森林公園局 自然保護課
3)任地( ティンプー県 ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
森林公園局は、自然保養地の開発とエコツーリズムに関する事業を実施している機関である。市民に対して自然を活かした安全な余暇活動の場を提供することを義務とし、また、自然保護を目的とした環境教育の実施や啓発活動等のプログラムについて支援を行っている。なお、JICA草の根技術協力「花卉園芸・造園分野での人材育成による首都緑化計画支援」(https://www.jica.go.jp/partner/kusanone/tokubetsu/bhu_01.html)へ研修員の派遣実績あり。配属先の年間予算は約2,400万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヒマラヤの自然豊かな山岳地帯の中にあって、急速な都市化が進んでいるブータンでは、自然を活かした余暇活動の場所の整備と提供が課題となっている。また、自然保護のための環境教育や啓発活動を行う必要に迫られている。加えて、県や関係する公的機関、NGOなどからは自然を活かした余暇活動施設の開発・提案が多数寄せられている。一方で、これらの要望に答えるための造園と建築設計に関する専門的な知識や経験を備えた人材は不足しており、配属先の同僚だけでは対応できない状況となっている。そのため、派遣予定の青年海外協力隊(JV)には、主な活動となる上記の造園と設計作業に対する助言・指導に加えて、開発ガイドラインの作成とボランティアの持つ知識と経験に基づいた同僚への能力開発も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の協力活動を行う。
1.環境にやさしい造園設計を地元の環境問題担当者や都市計画担当者等と共同でデザインする。
2.環境影響評価を行い、自然保養候補地の特定を行う。
3.地理情報システム(GIS:Geographic Information System)を利用した余暇活動施設に関する地図の作成に協力する。
4.環境にやさしい緑化事業(造園計画設計)について、基本的な研修を行う。
※研修員本邦派遣先:地域在来種を使った緑化事業フローラルマットについて(参照URL:www.eco-plants.net/floral.html)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
GPS測定器(Garmin eTrex)、園芸用機材一式、事務用機器一式(机、椅子、他)
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長:40歳代男性
・カウンターパート(同僚):37歳1名男性、31歳1名女性、29歳1名女性
・配属先スタッフ:計18名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への実践指導を含むため
[参考情報]:
・専門学校(業務関連分野)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
参照URL福島も元気にするブータン研修員:http://www.jica.go.jp/nihonmatsu/topics/2015/ku57pq00000f4bel.html