要請番号(JL04819B16)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
王立ブータン大学
2)配属機関名(日本語)
プンツォリン工科大学建築学科
3)任地( チュカ県プンツォリン市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は2003年に王立ブータン大学の傘下に設立されたブータン唯一の工科大学(CST)。キャンパスはブータン南部の町でインドと国境を接するプンツォリン市にある(冬は比較的暖かく過ごしやすいが、夏は高温多湿の環境)。学科は土木科、電気工学科、情報技術科、電子通信工学科 の4つの学士課程に加え、2014年に建築学科が開設した。現在は地質工学科学士課程や再生可能エネルギー学修士課程等も増設され、学生数935名、講師(日本人、ドイツ人、インド人を含む)数72名である。年間予算は約1億7千万円。これまでにJICA海外協力隊8名が土木科や電気工学科等に派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは、近年急速に都市化が進行し新しい街づくりが進められている。建築物の建設も各所で行われているが、建築に関係する法的整備や体系的な人材育成は進んでおらず、建築分野における人材育成機関も現時点では存在していない。このため、当工科大学において建築学コースが新設されたが、講師陣は若く、経験も浅い。研究及び講義に豊富な経験を有し、講師陣の専門知識向上を支援できる人材が必要とされているため、2代目の隊員が要請された。また、同大学電子通信工学科では技術協力プロジェクト「デジタルものづくり工房(ファブラボ)による技術教育・普及促進プロジェクト」の実施が決定し、今後ラボの建設と機材供与が計画されている。隊員には、ファブラボを利用する学生への支援も要請されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 建築学科の学生に対し、3Dソフトウェア、3d max, Revit, fusion, Rhinoについての講義を実施する。
2. 建築学科の学生に対し、ビル建設技術についての講義を実施する。
3. ファブラボ完成後、機材が学生に有効に使用されるよう支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
建築学科研究室(事務机、パソコン)、ファブラボ
4)配属先同僚及び活動対象者
≪同僚≫
・建築学科講師 男性7名 (20代5名、30代前半2名/経験1~7年/都市再生学修士1名、建築設計学修士1名、建築学学士5名)
≪学生≫
・建築学科在籍の学生(男性70名 女性44名)
・ファブラボを利用する他学科の学生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:(一級建築士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)建築学 備考:大学で学生に指導するため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・3Dソフトウェア使用の実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
CST (College of Science and Technology)