要請番号(JL04819B19)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働人材省
2)配属機関名(日本語)
国立伝統工芸学院
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ブータンの首都ティンプーにある、国立伝統工芸学院(National Institute for Zorig Chusum)で、ブータンの伝統美術、工芸を保護、推進する目的で1971年に設立された。同学院の現地語名にある「Zorig Chusum(ゾーリッグ・チュスム)」とは、「13種類の伝統工芸」を意味し、木工・石細工・彫刻・絵画・彫塑・鋳造・木細工・鍛冶・装飾・竹細工・製紙・仕立て・織物の分野で授業が行われている。1.5~2年間の寄宿制で、クラス10(日本でいう中学卒業レベル程度)以降の若者を対象とした教育機関である。現在約230名の生徒が学ぶ。年間予算は約5000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、現在、ベーシックレベルの彫刻スキルを中心に学ぶクラスと、アドバンストレベルのクラスとに分かれて授業が行われている。それぞれのクラスにおいて、National Certificate2(NC2)、National Certificate3(NC3)というブータンの職業技能資格が取得できる。これまで、ブータンの伝統工芸を担う同学院の彫刻講師は、仏像や宗教的なモチーフなど、様式の定まった彫刻においては優れた指導を実施してきたが、コンテンポラリーな彫刻、特に自然観察による等身大塑造(人物、動物、植物など)を扱う分野では、配属先の講師だけでは指導が難しい。今般、NC3クラスにおいて、等身大の彫像製作を授業単位として導入することとなったことに伴い、生徒への指導と指導者の能力向上に貢献できる人材が求められており、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の彫刻クラスにおいて、等身像を粘土で制作する授業を実施、生徒への指導を行う。
2.等身大塑像の技術を習得するクラスにおける授業内容を作成するための助言を行う。
3.同僚講師の能力向上を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
粘土、へらなど自然の材料
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上長:校長、女性、40代
カウンターパート:講師、男性、30代、指導年数12年
配属先同僚:講師、男性、女性、30代、指導年数9~20年
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:実践的な活動を行うため。
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な活動を行うため。
[参考情報]:
・指導経験があれば尚良い。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)