要請番号(JL04819B37)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
医療機器・ヘルスインフラ局 生体医用工学課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はブータン国内全ての医療施設にて使用されている医療機器の修理・修繕およびメンテナンスを担当している。具体的な業務内容は、①医療機器の修理・修繕およびメンテナンス、②補給部品の維持・管理、③医療機器整備計画の策定・運用等である。最終的には、これらの業務を通じ病院利用者に対して「安全で」、「標準化された」、「信頼性の高い」医療機器とサービスを提供することが求められている。2018年10月までJICA海外協力隊が活動していた。年間予算は約4,400万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、大小様々な医療機器(全数3,000台以上)の修理・修繕を実施している。医療機器は精密機器であることが多く、また院内で使用中である場合もあり、各病院から配属先に輸送し、修理することが非常に困難な状況となっている。そのため、病院等から修理や修繕の依頼がある際は、配属先スタッフが依頼先に出向き、修理・修繕等を行うことが通例となっている。しかしながら、配属先では知識や経験を持った技術スタッフ人数が非常に限られているために、たとえ軽微な保守・メンテナンス作業であっても人材不足から対応できない状況が長く続いている。そのため、基本的な医療機器の修理やメンテナンスができる人材の育成を主目的として、後任隊員の継続要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は配属先同僚と協力しながら、以下の協力活動を行う。
1.実際の修理作業やワークショップ等を通じ、配属先同僚に対して修理に必要な基本的な技術力を養う
2.必要に応じて国内の病院等で使用されている医療機器の修理・修繕およびメンテナンス作業を行う
3.病院スタッフに対し、適切な医療機器の使用方法及び定期点検に関する啓発活動を行う
4.補給部品の適切な維持・管理について助言する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
麻酔器(Drager社製ドイツ)、オートクレーブ(トミー精工社製日本)、個人用透析装置(フレゼニウス社製ドイツ4000シリーズ)、保育器(Memmert社製ドイツ)他、下記の「特記事項」欄参照
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・配属先長1名(男性:公務員経験20年、当該分野経験無)
・技術スタッフ9名(25歳~50歳)(医用工学資格取得者5名)、(電気工学資格取得者4名)、および事務スタッフ3名(事務方、在庫管理等)
【活動対象者】
・配属先スタッフおよび病院関係者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(臨床工学技士免許)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:医療機器関連
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に技術指導することになるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
取扱う機器には、光学顕微鏡(オリンパス社製)、人工呼吸器(コヴィディエン/メドトロニック社製)等、多種多様な医療機器がある。