要請番号(JL04819B39)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働人材省
2)配属機関名(日本語)
ファブラボ ブータン
3)任地( ティンプー県バベサ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ファブラボブータンは労働人材省の労働基準局が管轄するワークショップ施設である。3Dプリンタやカッティングマシンなど、デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えており、ブータン国内における「ものづくり」文化を醸成する目的で2017年に設置された。受入省庁の労働人材省には、これまで、土木、下水道、道路、橋梁、地質分野のJICAボランティア・専門家の受け入れ実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンは急峻な山岳部に位置し、毎年雨季には幹線道路沿いの土砂崩れをはじめ、北部から南部に流れる河川の一部で洪水による被害が恒常的に発生するなど、政府としてその対策が急務となっている。また、近隣国での震災被害の経験に鑑み、当国における地震災害についても、様々な方面からの対策を施す必要がある。配属先では、災害時の救命・救急対応に活用できる用具・機材(ジャッキアップ機材や水道ジョイントパーツ等)のプロダクト開発のためのプロトタイプ製作を担うことで、いずれは複製・改良をしながら一般利用化を目指し、災害時対策に貢献したいとの意向を持っている。このような状況下、当国防災局などの関係機関や他のJICA海外協力隊の配属先と情報交換し、災害時に活用できる機材のプロトタイプ製作にかかる助言、指導の行える隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は配属先スタッフと協力しながら、以下の活動を行う。
1)救命・救急の用具、機材(ジャッキアップ機材や水道ジョイントパーツ等)のプロトタイプ開発を支援する
2)防災局等の関係機関と連携し、上述プロトタイプの近隣地域での一般利用化を図る
3)他のJICA海外協力隊員(防災、消防分野等)と協働し、適宜、活動現場で活用できる用具、機材の開発を支援する
4)用具・器材の開発に関する技術を同僚へ移転し、配属先の技術力強化を図る
※防災分野についての知識・経験は問いません。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CNC、3Dプリンター、レーザーカッター、ドリル類、鋸類、PC、プリンター、安全グラス、作業台、用具棚、など
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:男性、30代
同僚:男性、女性、20~30代
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な活動を行うため
[参考情報]:
・デジタルファブリケーションの知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
参考URL:http://www.fablab.bt/