要請番号(JL04821A02)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業森林省
2)配属機関名(日本語)
農業機械公社
3)任地( パロ県ボンデイ ) JICA事務所の所在地( ティンプー県 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、農業機械の認証試験、研究開発等を行っている農業機械化センター(AMC)から独立し、2016年に設立された国有企業である。本社は国際空港のあるパロに位置し、地方に4つの支店を有する。支社を含めた従業員数は389名。農民への農業機械の貸し出し・修理・販売、農業部品の製造等に加えて、農場で野菜や米の栽培も行っている。隣接するAMCでは過去にJICA技術プロジェクト「農業機械化強化プロジェクトフェーズ2」(2014年-2018年)が実施され、配属先でも同プロジェクトで供与された機材が使用されている。配属先には金属加工SV、 経営管理JVの派遣歴がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国ではブータン産の芋や果樹を使用しポテトチップスやジュースなどの製造を行っている企業はあるが、インドやタイから輸入される商品と比べると、市場におけるブータン産商品の種類、流通量は少ない。配属先は全20県のうち8県の農場(リース含む)にて米や野菜の栽培を行っており、マーケティング部門では農場で栽培された米や野菜を使った商品の開発、販売を行っている。現在は主に米、唐辛子、ゴマを使った商品の販売、開発に取り組んでいるが、マーケティング部の職員2名は経験が少なく、市場で売れる商品の開発、パッケージデザイン、販路開拓など、マーケティング全般において改善の余地があることから、要請に至った。農業分野における日本の協力は、1964年に海外技術協力事業団より派遣された故・西岡京治専門家により開始され、JICAも無償資金協力や上述の技術協力プロジェクトを通じた支援を実施している。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に以下を実施予定。
1. 市場調査の実施
2. 販売戦略の立案
3. 野菜や米を使った商品開発
4. マーケティング手法に関する助言
5. マーケティングに関するガイドライン/指針の作成 (可能な範囲で)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
真空パック器1台、シーリング器2台(瓶、ビニール袋用各1台)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・農業機械公社職員: 389名(うち本社社員は50名)
・CEO(50代男性、日本でのトレーニング受講経験あり)
・マーケティング部門職員2名(20代女性2名、マーケティング経験4-5年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:マーケティング指導のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:マーケティング指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)