要請番号(JL04823A13)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院 理学療法部門
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都ティンプーに位置する国内最大の総合病院で、ベッド数約380床、医師約100名、18科から構成されている。ブータン西部における基幹病院であると同時に、上級病院として国内中の病院から患者を受入れている。2023年2月現在、3名のJICA海外協力隊(看護師)が配属先で活動中である。また、ブータンの保健医療分野では、JICA技術協力プロジェクト「医学教育の質の強化プロジェクト」(2020年-2025年)を実施中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属予定の理学療法部門には13名の理学療法士が在籍しており、基本のリハビリテーションを行っている。配属先には運動器疾患の患者や脳卒中患者、外傷患者なども多く通院し、リハビリテーションに付随する施術外の知識やスキルも必要とされる。例としては患者が使用する車椅子や歩行器等の器具の調整を含む支援が求められるが、このような知識を持つ理学療法士はほとんどいないのが現状である。今回派遣予定のJICA海外協力隊は、ブータン国内のリハビリ患者において実現可能な支援医療の学習と状況分析をもとに、日本での実務経験を合わせて同僚の知識向上を図る技術的支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を行う
1.同僚と共に患者の状態に応じた身体機能回復のためのリハビリテーションを実施する。
2.患者へのリハビリテーション指導を通じて、同僚の知識、技術の向上を促す。
3.自宅で可能なリハビリ・運動療法を患者および患者家族へ紹介する。
4.福祉用具に関する情報提供、勉強会等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リカンベントバイク、トレッドミル、平行棒、バランスパッド、簡易的な筋力トレーニング器具、診察台、リハビリ器具
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
理学療法部門
上司(男性、40代、経験20年程度)
理学療法士12名 (男女、20代~40代、経験3年~10年)
理学療法技師20名(男女、20代~30代、経験1年~10年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。