要請番号(JL04823A25)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・スキル開発省
2)配属機関名(日本語)
トンサ小学校
3)任地( トンサ県ヌビ ) JICA事務所の所在地( ティンプー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンサ県の県庁所在地にある1999年設立の小学校(2018年に近隣の中学校と合併したが、分割され2020年から再度小学校となった)。Pre Primary(以下PP:幼稚園年長相当)からClass6(小学6年相当)までの421名の児童・生徒が通う。教員22名、スタッフ7名。同校は副教科や情操教育により児童の総合的な育成に力を入れており、週1回のクラブ活動を実施している。敷地内に地域の教員研修室(PC、プロジェクター有)あり。2015年まで青年海外協力隊員(体育)1名の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは2013年から図工が教育カリキュラムに導入され、PPからClass4まで週1回必修となっているが、教員は図工を習ったことがなく、研修機会が十分でないことから、教科書、ハンドブックや自己学習により授業を実施せざるを得ず、苦手意識を持っている教員も少なくない。また、同校は情操教育の拡充により、児童の将来の可能性をより開きたいと考えているが、現在図工を担当できる教員がいない。そのような状況の下、図工を教えられる教員の育成のため本要請に至った。可能な範囲で音楽や日本語指導などを通じて様々な形で子供たちに関わることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.PPからClass6の生徒に対して、.図工授業を行いながら、同僚教員を巻き込み指導方法について助言する。
2.現地で手に入る材料を活用した教材作成について助言する。
3.可能な範囲で他の教科(音楽や算数など)の授業を補助する。
4.同僚教員や生徒の図工に対する理解を深めるための作品展や、教員対象のワークショップを行う。
※ 1週間に17コマ程度(50分授業)を担当予定。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、PC、インターネットアクセス、水彩絵の具、クレヨン、はさみ数本、図工室(空き教室を図工室として利用可)、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上長:校長、男性、50代
副校長2名(教科担当、課外活動・総務担当)
同僚:5名程度の教員(他教科の教員)と活動を想定
活動対象者:PPからclass6までの児童・生徒421名 (17クラス)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導のため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:実践的な活動を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。