要請番号(JL04823B04)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産業・商業・雇用省
2)配属機関名(日本語)
貿易局 輸出振興課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は公正で持続的な輸出収入の向上を目的とし、創造的で付加価値のある産業貿易を目指した政策を実施している。政策の一環として、内陸国であるブータンに1か所のみ存在する輸出専用ドライポートを、現在3か所に増設中である。配属先となる輸出振興課には、現在4名のスタッフが在籍しており、ブータン産業のブランド化を目指した「Brand Bhutan project」を2016年から実施している。現在までに約70製品が登録されており、2029年までに170製品以上の登録を目指す。年間予算は約1,000万円。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はなく、今回が初となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、「Made in Bhutan and Grown in Bhutan」というプロジェクト理念を掲げ、欧米、日本を主なターゲットとした製品の輸出促進事業を行っている。しかし、国外のマーケティング戦略に関するスキルや知識を持つ人材が不足しているため、主に国内の事業者に向けた普及活動に留まっている。配属先は国産の価値ある製品を海外に向けて売り出したいと考えているが、国内でのプロジェクト認知度が低く、意向に沿った事業者の獲得が難しい状況である。上記理由から、輸出先国における市場調査・報告書の作成に加え、国内での認知度向上のための普及活動が喫緊の課題となっており、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚と共に輸出先の市場調査を行い、調査報告書を作成する。
2.問合せ・相談の届いた業者などに対して、製品のブランディングやパッケージングなどを提案する。
3.国際市場への輸出のためのガイドラインやSOP(標準作業手順書)の策定を支援する。
4.販売業者、 生産者、起業家などに対してマーケティングや調査戦略についてのワークショップやセミナーを実施する。
※輸出の為の市場調査はインターネットを通じたものであり、実際に各国での調査は想定されていない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、事務用品一式
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・ダイレクター(40代、院卒)
・輸出振興課職員4名(30~40代、大卒・院卒)
【活動対象者】
同僚職員、販売業者、 生産者、起業家、地域住民など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:マーケティング指導のため
[参考情報]:
・マーケティング経験3年以上必須
・輸出業務経験があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
Brand Bhutan projectに関しては、こちらを参照のこと。
現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。