要請番号(JL04823B07)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院 小児集中治療室
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本病院は国内最大の総合病院であり、国内中の病院から患者の搬送受入を行っている。配属先である「小児集中治療室(PICU)」は、専属医師4名と看護師17名が在籍し3交代制で対応している。ベッド数は6床であり、年間入院数はおよそ250~300名。2023年内に現在建設中の新小児病棟へ移動予定であり、PICUの規模も拡大予定である。また、同病院は隣接する看護学校の臨床実習センターとしての役割も果たしている。2023年7月現在、JICA海外協力隊(看護師)がPICUで活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、昨今ブータン人の国外移住増加の影響もあり慢性的な人材不足に加え、看護師レベルの低下が懸念されている。現在活動中の青年海外協力隊は、いちスタッフとして同僚と共に患者への直接対応を行いつつ、同僚への技術指導をはじめ勉強会の開催、病棟内の環境改善に注力している。また、ブータンでは患者のケアを一部家族が担っているが、病院側から家族への指導は殆ど実施されていない状況である為、指導内容の整理及び資料作成を計画している。この様な活動の定着には継続した支援が必要であり、加えて標準作業手順書更新に向けたサポートも必要であることから、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.同僚と共に患者のケアをしながら、業務効率化に繋がる標準作業手順書やガイドライン策定を支援する。(2025年更新予定)
2.同僚を対象に、PICU看護に関する勉強会を実施する。
3.家族指導に必要な資料作成および普及活動をサポートする。
4.5Sを活用しながら環境整備や感染・事故防止等の病棟マネジメントに関する指導や意識改善を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
小児用ICU機材一式(ABG分析器、人工呼吸器、経鼻CPAP、NHF、ネブライザー、除細動器、誘導心電図モニターなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・看護師長1名(女性:40代)
・看護師17名(経験年数1~15年)
【活動対象者】
・PICU患者およびその家族
・配属先スタッフ、看護学生(OJT)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)看護 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言や指導が必要なため
[参考情報]:
・PICUでの業務経験 3年以上が望ましい
・新人教育の経験があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。