要請番号(JL04823B10)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インフラ・運輸省
2)配属機関名(日本語)
地上運輸局
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
地上運輸局は国内の道路・橋梁の建設・維持管理を担う部局であり、国内の道路網整備を実施している。地方事務所9箇所。年間予算約40億円。設計・地質調査課のうち道路設計・舗装班は主にフィージビリティ調査、地形調査、データ収集、道路設計にかかるガイドライン及びマニュアルの策定及び発行等の業務を行っている。同局を実施機関として、JICAの技術協力プロジェクト(以下技プロ)「道路斜面対策工能力強化プロジェクト(2018年12月-2024年7月)」実施されている。過去に5名の協力隊、9名のシニアの派遣実績があり、2023年10月現在、同課・地質調査班で青年海外協力隊員(道路)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンは国土の大部分が山岳地帯であり、道路交通が最も重要な交通・輸送手段の役割を担っている。しかしながら、国内の道路の大部分が急傾斜地を通過しているため、雨期には斜面崩落が頻発し、物流や人々の往来に支障を来している地域があり、道路補修、補強が頻繁に行われている。舗装設計に関しては、2005年にマニュアルが策定され、それに即して実施されているが、質、耐久性及び経済性にも課題がある。また、複雑な地形の土地条件に合わせた設計や、冬期には雪に覆われる高地及び水分を多く含んだ土地など、厳しい自然条件に即した舗装設計に関する知識が不足していることから、これらの課題に対応するため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.寒冷地(高地)、水分量の多い土地の道路舗装状態を視察し、自然条件に即した、かつ経済的な舗装設計に関して助言・指導する。
2.現行の舗装設計マニュアルの見直しを支援する。(地形、道路条件に合わせた舗装設計基準の整備)
※国内各地の道路舗装にかかる現場視察への同行が予定されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
路床評価機器、執務スペース、机、PC
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先の同僚:
課長(修士) 経験16年
同僚(大卒) 経験23年
他同僚技術者3名(大卒) 経験3~7年
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)土木工学 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:専門的な指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・一級舗装施工管理技術者資格があれば望ましい。
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。