要請番号(JL04823B16)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブータンオリンピック委員会
2)配属機関名(日本語)
ブータン空手協会
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のブータン空手協会は2009年設立された組織であり、ブータン・オリンピック委員会に属している、配属先は、ブータン国内の9つの地域で各年代の選手を指導しているが、各地域には空手道場はなく、学校の体育館等で練習を行っている。登録選手数は約1,000名、コーチは約30名であるが、多くのコーチは学校教員や元空手代表選手などがボランティアで行っている。首都ティンプーの総合スポーツ施設では、ナショナルチームへの指導も行っている。これまで空手道のJICA海外協力隊派遣実績はなく、今回が初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータン国内での空手の認知度は高いとは言い難く、配属先は国内における空手の普及と技術指導に務めている。その成果として、2019年の南アジア大会では銅メダルを獲得している。今後の目標として2026年南アジア大会での金メダル獲得を目指しているが、国内指導者の知識・経験不足が目立ち、選手の育成にも影響を与えている。南アジア大会に向けてはナショナルチームの強化およびコーチ陣の育成が必要不可欠であるため、オリンピック協会からの強い要望により今回の要請に至った。なお、派遣されるJICA海外協力隊にはナショナルチームだけでなく、一般選手の指導も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚コーチと協力しながら、以下の活動を行う
1.空手道の精神、規律、基本を重んじたトレーニングをコーチと共に行う。
2.ナショナルチーム選手へ組手、型の指導を行う。
3.コーチへの技術指導を行う。
練習時間は月~土で平均5時間程度。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場(畳でなくフロアマット使用)、道着
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
ヘッドコーチ(20代、男性、2段)
同僚コーチ4名(20代~30代:2段)
【活動対象者】
代表(候補)選手20名(男女各10名、10代~20代)
一般選手 約30名 (初級、10代~20代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(空手道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:指導的な活動を行うため
[参考情報]:
・型や組手の指導経験
・特に流派にはこだわらない
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。