要請番号(JL04824A01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インフラ・運輸省
2)配属機関名(日本語)
地上運輸局 維持・管理課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
地上運輸局は国内の道路・橋梁の建設・維持管理を担う部局であり、国内の道路網整備を実施している。同局には、交通計画・開発課、設計・地質調査課、建設課、橋梁課、維持・管理課の5つの課があり、国内には9つの地方事務所がある。地上運輸局全体の職員は400名で、2023/2024年間予算は約55億8千万円。2019年から、JICAの技術協力プロジェクト「道路斜面対策工能力強化」が実施されており(2024年7月終了予定)、その他、世界銀行やアジア開発銀行からの支援も入っている。2024年2月現在、設計・地質調査課で、隊員1名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンは国土の大部分が山岳地帯で、道路交通が最も重要な交通・輸送手段となっている。しかし、国内道路の大部分が急斜面を通過しているため、雨季には斜面崩壊が頻発し、物流や人々の往来に支障をきたしている。また、世界的な気候変動の影響で、氷河湖決壊による洪水や、鉄砲水、サイクロン等の気象災害も増加している。配属先は、2016年に道路管理システムを導入し、国内道路網の管理を行っているが、災害情報のリアルタイムでの反映やレポーティングシステムなど、改良すべき点は多い。また、災害発生後の対応マニュアルも十分整備されていないことから、配属先の災害対応能力強化に貢献できる人材が求められ、隊員の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1.ブータンの地形に合った道路防災・災害対策マニュアルを整備する。
2.既存の道路管理システム(Road Asset Management System(RAMS))に災害情報を反映させるなど、システムの利便性を高める。
3.配属先のエンジニアを対象に、道路に関する防災・災害対策研修を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ドローン4台、ROMDAS、執務机、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
配属先上長(チーフエンジニア):男性、40代
同僚エンジニア2名 (学士/修士(土木工学)、20-30代、経験年数3-5年)
【活動対象者】
維持・管理課の同僚エンジニア6名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践力が求められるため
[参考情報]:
・GISの実務経験は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。