要請番号(JL04824A07)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
政府技術庁
2)配属機関名(日本語)
政府技術庁 DX局 電気通信・宇宙課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
政府技術庁(Gov Tech)は2023年、省庁編成により新たに設立された国家機関である。ブータン国のデジタル分野を統括する機関で、政府システムの維持管理、AIやブロックチェーンなど最先端技術の活用、デジタルフォーメーションの推進などを担当している。同庁には、電気通信・宇宙課の他、デジタルサービス開発課、デジタルサービス運用管理課、サイバーセキュリティ課などがあり、計11の部局で構成されている。総職員数は185名で、年間予算は約10億7千万円。2024年2月現在、1名の隊員(コンピュータ技術)がデジタルサービス運用管理課で活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
政府技術庁の電気通信・宇宙課は、通信に関する政策の枠組み作りや開発計画などを管轄している。ブータンでは、デジタルフォーメーションが急ピッチで進められており、それに伴い国内のインターネット需要も増加している。他方、ブータンのインターネットはモバイル通信が中心で、固定ブロードバンドの普及率は低い。そのため、ブータン政府は、国内の光ファイバー網の整備を進めており、現在までにすべての地域をつなぐ基幹網が完成している。しかし、電話局から加入者宅までを結ぶ市内/アクセス網は旧来のメタリックケーブルに依存しており、これらを光ファイバー化することが喫緊の課題である。配属先には光ファイバー化の計画策定について十分な経験がないことから、同分野でサポートできる隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1. 都市部における市内配線網について調査を行う。
2. 市内配線網(特にFTTH)の設計について提案・助言する。
3. 市内配線網の維持管理方法について助言する。
4. 配属先同僚に、光ファイバー/モバイル通信に関する知識を共有する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
OTDR等の計測機器。※実地調査はエンジニアが行うが、必要に応じて隊員が使用することもできる。
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・課長 (修士(情報技術)、経験11年)
・ITエンジニア2名 (学士(情報技術)、年齢20-30代)
※電気通信・宇宙部全体の職員数は16名
【活動対象者】
配属先の同僚16名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:同僚への指導のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。
・政府技術庁HP