2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04824A09)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
C105 バイオテクノロジー
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業畜産省

2)配属機関名(日本語)

国立有機農業センター

3)任地( ティンプー県ユシパン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立有機農業センターは、有機農業に関する様々な研究開発プログラムを実施しており、農家に対して園芸生産技術の普及活動とともに有機栽培の各種規制・認証および近隣4県の農業セクターへの技術支援を行っている。2024年2月現在、本センターには40名のスタッフが在籍しており、年間予算は約8,000万円である。2022年よりJICA技術協力「温帯果樹振興プロジェクト」のサイトの一つとなっており、同プロジェクトのJICA専門家が在籍している。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はなく、今回が初めてとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先内には2023年に設立された研究所があり、ジャガイモやイチゴなど各地域のニーズに合わせた農作物の組織培養実験を行っている。また、配属先には野菜や果物の生産を専門とする部門があり、関係者が定期的に研究所へ出向き組織培養実験を行っているが、そこで使用する作業手順書が古く(約10未更新)、カビや雑菌の管理が徹底できていない。これによる培養成功率の低さが課題の一つとなっている。この様な背景から、適切な培養実験における同僚や研究者への技術指導および標準作業手順書の更新が期待され、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.農作物の組織培養技術向上と定着をサポートする。
2.組織培養によるイチゴ、サフラン、ラン、ジャガイモの生産に関する研究をサポートする。
3.組織培養に関する標準作業手順書を更新する。
4.研究所を使用する同僚を対象に、組織培養に必要な実験器具の操作と維持管理方法を教える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験室、組織培養ラック、デジタル顕微鏡、インキュベーター、オートクレーブ、ラミナーフローキャビネット、実験用ガラス器具、事務用品など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
センター長(40代、男性)
研究所の同僚 3名(20代~50代、男女)
同僚スタッフ 36名

活動対象者:
組織培養に携わるスタッフ約10名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚の学歴水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な活動となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。